一級建築士製図

一級建築士製図試験/独学者にやさしい製図方法vol.2(外壁線から建物仕上がりまで)

一級建築士製図建物仕上げ

この記事では製図の中盤である、建物の外壁線を引くところから建物本体を仕上げるところまでご紹介します。
その他の手順については目次のリンクから飛んでください。

この記事の要約

  • 外壁は施設利用者の居室は全面ガラス、サービス用は小窓として考えずに描けるようにしておく。
  • 中の間取りはフリーハンドで室名+面積及びしつらいを順に埋めて行き終わったら問題の方にチェックを入れる。
  • 全て描き終えたらチェック。室名などをきちんと確認する。

一級建築士製図試験を独学で合格するための製図方法vol.2(外壁線から建物仕上がりまで)

さて前回までで

建物の間取りの下書き線と階段の仕上げ線の記入

が終わりました。

次は建物内部の仕上げ線を描いていきます。

外壁を仕上げる|製図板を利用/所要時間5分(計42分)

まずは外壁から描いていきます。施設利用者用の居室は周辺敷地の関係で決めますが、特に問題がない場合、全面ガラス張りとし袖壁を設けずに柱間を単線で終わらせます。

ただし近年のパッシブデザインを求める傾向で考えると、夏の日射の厳しい東西をできるだけ閉じたり、一面ガラス張りにした場合は窓外に縦ルーバー”||||”を表現しておくと温熱環境に配慮しているなとアピールできます。

サービス用は無窓でも良さそうですが、近年パッシブデザインを求められる事が多いので、一応小さな窓を設けるようにしています。(倉庫等は無窓)

なお、私はエスキス時点でどこに窓や出入り口を設けるかは考えていませんので、窓の位置や大きさは描くたびに違っています。

外周部は直線をズバッと引けるので製図板利用で描いています。

玄関などの出入り口を描いた後はすぐに名称(風除室など)や▼マークを描くようにしてください。(特に通用口は試験で要求室に入っていることがあるので、描き忘れは最悪要求室欠落になる可能性があります。)

外壁仕上げ

 

 

 

建物内のすべての仕上げ線と家具および名称を描く|フリーハンド/所要時間48分(計90分)

私はここからは大体フリーハンドで描くようにしています。

一部長い線をズバッと引けたり(横線で)、集合住宅の界壁のような単調な線を続けて描く場所は製図板をすることもあります。

迷いそうならフリーハンドと決めておいたほうが無駄に考える時間が無くて良いでしょう。

建物仕上げ

 

 

 

製図板で全て描く方は先に間取りの仕上げ線を描き切ってから家具、名称と移るようにしても良いと思いますが、

私の場合はフリーハンドなので、各部屋の空間が出来た時点でその部屋に必要なしつらい(机・椅子・ソファー等)と室名+面積を順に埋めていきます。

そのあと問題用紙にレ点でチェックをしていきます。ここは人によって描きやすい流れが違うかもしれません。

しつらいはもちろんテンプレートなどは使いません。

食事机は4人用(1m*1.5m)で要求人数の割にプランした空間が狭いと感じた時は6人用(1m*2m)にして数を稼ぎます。

椅子はやる気のないマルで表現することが多いです。四角より早いので。

トイレの間仕切り壁や部屋内でパーテーションなど設ける場合は単線で問題ありません。

シャーペンですが、仕上げ線は0.7で家具と名称は0.3を利用しています。理由はしつらいを描いたあと、残った余白に室名を描いていくようにしているため小さい文字になってしまっても読み取りがしやすいからです。

ここまで描けたらあらためてチェックです。このチェックでは要求室の室名+面積漏れやしつらい漏れなどを確認します。

さて、ここまでで製図開始から90分程度でしょうか。

製図方法は全3回に渡ってご紹介しています。

独学者にやさしい一級建築士製図方法vol.1(柱描きから間取り下書きまで)資格学校に通うことなく合格できた私の製図方法を画像を交えてわかりやすくご紹介しています。...
一級建築士製図外構完成
1級建築士製図試験/独学者にやさしい製図方法vol.3(特記、庇、外構の記入まで)庇の記入から平面図完成までを独学者にもわかりやすいように画像を交えてわかりやすくご紹介しています。...

私はこれまで一級建築士製図試験の合格に役立つ記事を色々とご紹介してきました。是非ご覧ください。

一級建築士製図ブログ
私がこれまで書き溜めた一級建築士製図の合格に役立つブログ記事をまとめました。資格学校に通うことなく一級建築士製図試験に合格した私の製図手法を一挙にまとめました。...