私は独学で一級建築士試験に合格しましたが、製図道具はできるだけ厳選するようにしました。
製図道具を絞った理由の大きな要因は、なんといっても試験会場の机の狭さ・・・
製図版は外せないので、他の製図道具をできるだけ絞らないととても机に納まらない・・・
そんなわけでできるだけ道具を絞りましたが、意外なところでメリットもありました。
そんな私が資格学校組に「たったこれだけ!?」っと驚かれた私の製図道具をご紹介します。
製図道具はこれだけ!?と言われた、建築士試験に合格した時の厳選した道具はこちらです。
Contents
製図道具を絞ることで感じたメリット
製図道具を減らしたことで以下のようなスピードアップができました。
- 製図道具を絞ることで道具を選びとる動作に迷いが無くなりスピードアップ
- 机が片付いているので途中で道具を落とす事がなくてスピードアップ
実際の製図道具を紹介します。
先に申し上げておくと、私は製図は”ミスなく速い”が正義だと思っていまして、特に速さを追求するために、フリーハンドを多用した製図方法で合格しました。こちらの記事に具体的な記述方法を書いています。

それでは道具の紹介に入りたいと思います。
製図版
まずは製図版ですね。製図版こそいろいろなこだわりがある人が多いと思いますが、私の場合製図版は友人の使用していたものを安く手に入れたため、正直こだわりはゼロです・・・


気を取り直してここからが私がこだわった道具です
最端製図.comの1/200テンプレート+ウチダ製図器フローティングディスク


私が2級建築士受験の時にお世話になった通信講座で販売しているテンプレートです。
このテンプレートを定規兼用にして利用していました。目盛がついていて、さらに普通のテンプレートよりしっかり厚みがあるため定規としても使いやすいです。
また目盛が四方にあるため、どういう向きで置いていてもすぐに使えるというところがポイントですね。
フリーハンドが多い私は、テンプレートの中で利用するのは柱しかありませんがこのテンプレートは余計なものが少ないので、迷いにくいというのもポイントです。
※定規をよく使う方で長い縦線を引く場合、これで描こうとすると2度あてる必要があるため、長い三角定規を持っていた方が良いと思います。


このテンプレートにウチダのフローティングディスクを付けて利用していました。これがついているとつまみあげるのが楽です。
また私はハケを使わないので、用紙を汚しにくくできるのもありがたかったです。
ちなみにこのフローティングディスクはヨドバシのネットで買うと送料無料なのでおすすめです。
ウチダのヘキサスケール※
こちらは3角スケールよりも迷わずに目的のスケールにたどりつけるのでおすすめです。
※私は普通に試験会場で使えましたが、試験に持ち込めるものでは3角スケールと書いていたので場合によっては取り上げられることもあるのか?と思いました。
DRETEC社タイマー※
ドリテック dretec タイマー 「タイムアップ」 T-186WT ホワイト[T186]
ボタンを押すとカウントアップしていくモードにして試験中これで時間を測っていました。こちらは音を無音にできるので試験会場で利用できました。
腕時計をすると製図しにくいし、時刻表示だとわかりづらいのでこれがあると助かります。
※ただし先に試験監督に音はならないのでこれを使ってよいですか?と聞いといたほうがよいでしょう。また勉強中でも非常に役に立ちました。
消しゴム(普通の消しゴム+MONOZERO)


消しゴムは大きく消す、消しゴムの他に、字消板を使いたくなかったので細かいところを消すためにMONOZEROのELASTOMER ERASERの角型を利用していました。
シャープペンシルは0.7(PentelのGRAPH1000)と0.3(Staedtler925)の2本
0.3は間取り下書き線、家具、部屋名記入の時に利用し、それ以外は全て0.7で対応していました。
シャープペンシルの芯はどちらもAinSTEINで0.7は”2B”で0.3は”B”
シャープペンシル芯は柔らかくてなめらかな描き心地だったのでアインシュタインを利用していました。
勝負のための製図道具は自分の自信につながる、こだわりの道具で勝負したいですね。
私はこれまで一級建築士製図試験の合格に役立つ記事を色々とご紹介してきました。是非ご覧ください。


