一級建築士学科試験/施工分野/建築工事組み合わせ問題

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この記事では一級建築士学科試験で

毎年出題されている建築用語の組み合わせ問題の

設問(問24あたり)を9年分まとめました。

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目次

一級建築士学科試験/施工分野/建築用語組み合わせ過去問題まとめ

全ての分野からの出題になり、

このパートを特化して学習することは難しいです。

ただし

正答肢は聞いたことがないようなものでも、

誤答肢は比較的わかりやすくしてくれている

印象があります。

このパートは年度別のままの方が

学習しやすいと考え、

年度別で紹介しています。

H22/問24

名称と説明の組み合わせ正誤問題

1. つけ送り/躯体の補修工事の一部として、コンクリート系下地の下塗りに先立ち、仕上げ厚が均等となるように、モルタル等であらかじめ不陸を調整することh22/24

正答肢です。

2. イナズマプレート/ロッキング構法によるALCパネル工事において、定規アングルにALCパネルを取り付けるための金物h22/24

正答肢です。

3. ピンネット工法/外壁改修工事において、劣化した既存のモルタル塗り仕上げ外壁等の仕上げ層を存置したままアンカーピンと繊維ネットを併用することにより、外壁仕上げ層の剥落に対する安全性を確保する外壁複合改修方法h22/24

正答肢です。

4.ひき立て寸法/木工事において、かんな掛けなどで木材表面を仕上げた後の部材断面寸法h22/24

記述は“仕上り寸法”です。

ひき立て寸法は工場出荷時の

かんな掛けする前の寸法です。誤答肢

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H23/問24

名称と説明の組み合わせ正誤問題

1. スランプ/高さ30cmのスランプコーンにコンクリートを3層 に分けて詰め、スランプコーンを引き上げた直後 に計った平板から頂部までの高さの数値h23/24

平場から頂部ではなく、

頂部からのコンクリートの下がった高さまで

の数値です。誤答肢

2. N値/標準貫入試験において、質量63.5±0.5kg のハン マーを76±1cm 自由落下させて、試験用サンプラー を地盤に30cm 打ち込むのに要する打撃回数h23/24

正答肢です。

3. エコセメント/都市ごみを焼却した際に発生する灰を主原料とし、 必要に応じて下水汚泥焼却灰等も用いて製造されるセメントh23/24

正答肢です。

4. リバウンドハンマー/コンクリートの表面を打撃したときの反発度を測定し、その反発度から圧縮強度を推定するための装置h23/24

正答肢です。

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H24/問24

試験とその対象物との組合せの正誤問題h24/24
1. ベーン試験 -地盤
2. 打撃曲げ試験-スタッド溶接
3. 促進中性化試験-塗料
4. 煙試験-排水管

3が誤答肢です。

促進中性化試験は

コンクリートの圧縮強度と促進中性化の関係

を調べる試験です。

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H25/問24

名称と説明の組み合わせ正誤問題

1. スカラップ/鋼構造部材の溶接接合部において、2方向からの溶接線が交差するのを避けるために、片方の部材に設ける部分的な円弧状の切欠きh25/24

正答肢です。

2.合わせガラス/2枚のガラスをスペーサーで一定の間隔に保ち、周囲を封着材で密閉し、内部に乾燥空気を満たしたガラスh25/24

記述は“複層ガラス”です。

合わせガラスはガラス板同士が中間膜で接着

されています。誤答肢

3.脱気装置/アスファルト露出防水絶縁工法においては、下地面の水分を外気に拡散させ、防水層のふくれを防止する装置h25/24

正答肢です。

4.コンストラクションキーシステム/建築物の施工中のみマスターキーシステムとなり、竣工後はシリンダーを取り替えずに、簡単な操作により工事用シリンダー錠から本設シリンダー錠へ切り替わるキーシステムh25/24

正答肢です。

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H26/問24

名称と説明の組み合わせ正誤問題

1. スプライスプレート/高力ボルト接合による鉄骨造の柱や梁の継手において、あらかじめ所定の位置にボルト貫通孔を加工した添え板h26/24

正答肢です。

2. タイトフレーム/折板屋根において、折板を受け梁に固定するたの部品h26/24

正答肢です。

3.ミルシート/鉄筋1梱包ごとに付けられた、種別の記号、径又は呼び名、溶鋼番号、製造業者名等の表示がある荷札h26/24

記述は“荷札”です。

ミルシートは製鋼所で製作された材料が

JISに合格していることを保証する証明書です。

誤答肢

4.ランマー/エンジンで跳ね上がり、落下の際の自重と衝撃によって、地表面を締め固める機械h26/24

正答肢です。

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H27/問24

名称と説明の組み合わせ正誤問題

1. クリティカルパス /ネットワークによる工程表において、最も時間がかかり、時間的余裕(フロート)がない作業経路(パス)h27/24

正答肢です。

2.リバウンドハンマー /基礎や外壁において被覆しているモルタルやタイルについて、それらの表面を打撃してコンクリート躯体からの剥離又は浮きを検査する機器h27/24

記述は“打診用テストハンマー”です。

リバウンドハンマーは

コンクリート自体の表面強度を推定する道具です。

誤答肢

3.空積工法(張り石工事)/石材と躯体とを取付け金物で緊結し、そのまわりを取付け用モルタルで固定する工法h27/24

正答肢です。

4. グレイジングガスケット/ガラスのはめ込みに使用する副資材であり、サッシ溝と空隙に装着する主に水密性の確保を目的とした合成ゴム等の定形シーリング材h27/24

正答肢です。

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H28/問24

名称と説明の組み合わせ正誤問題

1.クラックスケールは、コンクリート等に発生したひび割れの幅の測定に用いる器具
である。h28/24

正答肢です。

2.溶接ゲージは、隅肉溶接ののど厚、脚長やビード幅の測定、アンダーカット深度等
を測定する器具である。h28/24

正答肢です。

3.すきまゲージは、本尺と副尺により1/20mmまでの精度で幅や深さの測定ができる
器具である。h28/24

記述は“ノギス”です。

すきまゲージは鉄骨工事で

肌すきなどを測定する道具です。

誤答肢

4.鋼球型テストハンマーは、タイル等の表面について、ハンマーの先端を左右に転が
すように動かし又は軽打し、その音の差異で浮きがないか調べる器具である。h28/24

正答肢です。

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H29/問24

鉄骨工事におけるV形開先の突合せ継手において、図に示す記号部とその名
称の組合せとして、正しいものは、次のうちどれか。h29/24

3が正答肢です。

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H30/問24

名称と説明の組み合わせ正誤問題

1.セトリング(木工事)・・・丸太組構法において、丸太組用木材の重みや乾燥収縮により、水平に 積んだ丸太組用木材が沈下をおこし、壁の高さが低くなる現象h30/24

正答肢です。

2.リバウンド(土工事)・・・軟弱な粘性土を掘削した場合に、山留め背面の地盤の回り込みにより掘削底面が膨れ上がる現象h30/24

記述は“ヒービング”です。

リバウンドは地面を深く掘削したときなど、

これまで強い圧縮がかかっていた地面が

急に軽くなることで、

それより下部のこれまで押さえられていた

地盤が膨れ上がる現象です。誤答肢

3.ラミネーション(鉄骨工事)・・・鋼材の製造において、種々の酸化物、けい酸塩、硫化物の非金属介在物や気泡等が圧延によって圧延方向に延ばされ層状に分布することによってできる内部の層状欠陥h30/24

正答肢です。

4.強化ガラス(ガラス工事)・・・フロート板ガラスを強化炉で約650℃まで加熱した後、ガラスの両表面に空気を吹き付け急冷してガラス表面付近に強い圧縮応力層を形成し、耐風圧強度を約3倍に高めたガラスh30/24

正答肢です。

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一級建築士学科試験の他の設問へもこちらからリンクできます。

https://halu-ie.com/gakka-sekou-roundup-article/

また一級建築士試験の施工分野の出題傾向と、

私が過去問題での学習を勧める根拠をまとめています。

こちらもご覧ください。

https://halu-ie.com/gakka-sekou-way-of-study/

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