私が実践していた一級建築士学科試験直前の勉強をご紹介します。

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いよいよ試験が近づいてきましたね。

試験間近に私がしていた勉強方法を手短に

書いていきます。

この記事が対象にしているのは、

当時の私と同じで

どこかで受けた模試の結果が

  • 合格ラインより低かった方又は当落線上の方

です。

模試で100点付近、

もしくは100点を超えている方は

私よりもずっと優秀なので

体調管理だけ気を付けて、

ご自身が思う学習を進めてください。

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目次

一級建築士学科試験直前の短距離走的学習法をご紹介します。

この一週間の過ごし方で一気に合格圏内に滑りこみましょう。

私はこれまで、一級建築士の他に

インテリアコーディネーターや宅建、色彩検定etc…

と多くの試験に合格してきましたが、

どの試験でも大切なのは

試験前の一週間の学習だったと思います。

というのもこれまでは

数多くの知識を永く記憶に定着できるよう

丹念に(ゆっくりと)学習してきたと思いますが、

今からの期間に覚えた知識は

間をおかずに

アウトプットすることができます。

ですので私は、極端な話、

試験時間まで記憶にとどめておけば

あとは忘れてもかまわないと思って

学習を進めていました。

そのため非常に速いペースで

インプットができるので、

一気に知識を増やすことが出来ます。

模試で悪い点だった方や

過去問の理解度が低い方も、

この一週間で

全てが決まると思って、

できるだけ無理をして(笑)

学習に励んでください。

過去問7年分で9割以上の理解が出来ていない方

過去問の理解度が深くなくて、

何から進めていったらよいか

検討がつかないと感じている方は、

2つを意識して下さい。

  1. 過去問9割以上正答できるようにする
  2. わからない問題はあきらめる

です。

過去問9割以上正答できるようにする

まずしておきたいことは、

過去問直近7年分の正答率

9割以上にすることです。

私はこれまで

過去問9割以上の理解

勧めてきましたが、

これからは超短期勝負、

とりあえず直近7年分だけでも

9割以上正答できれば

当落線上までぐっと近づくと

考えているからです。

時間の都合上

全科目中、

間違った部分だけを拾って

そこだけもう一度解きなおす

ようにしましょう。

ただし、これまでの学習方法とは違い

枝葉に広がる学習をせずに、

過去問に出題されているところだけを見て

高速で学習を進めていきます。

たとえば、施工分野で

“JIS規格品のD19の異形鉄筋について圧延マークを確認したところ、突起の数が1個であったので、SD295Aと判断した。h22/8”

という問題があって、

正解できた場合に

(突起1個はSD345なので誤答肢)

本来であれば、

「突起が2個の場合はどうだったかな?3個は?」

と疑問がムクムクと頭の中をもたげて、

全てを確認したい欲望にかられますが、

それは一旦無視して、

とにかく

過去問9割以上の得点だけを目指す

ということです。

枝葉まで完璧に把握していないと

「設問内容をちょっとひねられたら

答えられないじゃないか。」

と思われるかもしれませんし、

そういうことも

ないとはいいきれません。

ですが、

鉄筋の話に戻すと、

“1. JIS規格品のD19の異形鉄筋について圧延マークを確認したところ、突起の数が1個であったので、SD295Aと判断した。h22/8”

“2.日本工業規格(JIS)のD25の異形鉄筋の受入れ検査において、搬入時に圧延マーク
を確認したところ、突起の数が2個であったので、SD345と判断した。h28/8″

“3. JIS規格品の異形鉄筋の種類の確認については、SD345の場合、圧延マークによる表示が「突起の数2個(・・)」であることを目視により行った。h25/3”

と直近ではこの3問が出題されていますが、

どれもSD345だけ分かっていれば

解ける内容だということです。

それぐらい

この試験の誤答肢は

過去の同じ知識で解ける問題

多いです。

細かい部分を完璧に記憶するより、

浅くても良いから、まずは、

過去問を9割以上解答できるように

なってください。

それが終わってから、枝葉に移っていけばよいです。

わからない問題はあきらめる

何回やり直しても

頭に入ってこない、理解が出来ない問題も

あると思います。

そういう相性の悪い問題はあきらめましょう。

あなたの時間は限られています。

その問題を失っても1点でしかないので、

他を生かすことを最優先にして下さい。

過去問7年分で9割以上理解が出来ている方

ここからは、

以下の順序で学習したほうが良いと思います。

  1. 自分が受けた模試を9割解けるようにする
  2. さらに過去の過去問で8割以上の得点を目指す

模試を受けた方は

模試が9割正答できるようにしましょう。

(模試に出てくる設問の一つ一つを〇×の要領で

解いていく感じです。)

ここでも

同じ問題を解くだけで、枝葉までは

気にしなくて構いません。(時間の関係で)

模試は

各学校が腕によりをかけて作成しています。

過去に出題された傾向や

今年出題される確率が高い設問を

熟慮したうえで作成されている

非常にありがたい学習教材となります。

模試の結果は、本試験とは何の関係もありません。

「自分が理解できてない部分が先にわかって助かった~!」

くらいに考えて、

学習教材として利用しましょう。

そして、ここまで終わっている方は

さらに過去の過去問まで遡っていってください。

何点だろうが合格していればそれで良いです。

模試で100点を超えるような宇宙人が

傍にいると焦りますよね。

(私は独学だったので、そういう存在をみていませんが。)

でも平成30年度は【91点】で突破です。

突破できさえすれば、そこに優劣はありません。

あともう少し、あともう少しです。

自分を信じて学習に励んでください!

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