Sketchup

Sketchupの使い方/無料3Dソフトで建築設計する具体的手法をご紹介します。【動画解説有】

sketchup使い方住宅

この記事をご覧いただくと、

下書き線から完成まで

sketchupモデリングの流れが

手に取るようにわかります。

特に

住宅の内外観の両方を作りあげる方法を

動画で解説していますので、

初学者の方だけでなく、

実務者の方にも参考になる点があると思います。

Sketch upで建築設計!使い方をわかりやすく解説します。

高価な3Dモデリングソフトが多い中、

無料で操作できる

sketchup(一部機能制限有)はとても貴重です。

また、このソフト単体でも使いやすいですが

プラグインソフトを入れると

より使いやすくなります。

私が実務の際に利用しているsketchupは

バージョン7という古いソフトを使用しています。

というのも

sketchup2013からは

無料版を商用で利用できないので注意してください。

またこの記事で使い方を

ご紹介しているのはsketchup make 2017です。

少し古いですが、

現状無料でダウンロードできる

バージョンの中で一番使いやすいのが

2017だと思っているからです。

今後ダウンロードできなくなる恐れもありますので、

お持ちでない方は

ダウンロードをしておいてください。

sketchupで住宅をモデリングする手順

sketchup使い方住宅

この記事では特に

住宅設計者である私が

普段実践しているモデリングの流れを

順を追ってご紹介していきます。

手順1:他cadから下書き線を持ってくる

sketchup下書き

sketchupで一からモデリングするより、

下書き線を他cadで描いて、

それをsketchupに持ってきた方が

圧倒的に早く描けます。

私はJwcadで描いた線をsketchupに持ってきます。

しかし、本来

フリー版のsketchupではその操作は不可能です。

そこで役に立つ無料プラグインを

利用することになります。

Jwcadをsketchupに変換する方法は

以下の記事で

詳しくご案内しています。

Jwcadユーザーの方は

こちらをご覧いただいて

ダウンロードと設定をしてください。

jwwからsketchup(スケッチアップ)に変換できる
【JwcadからSketchupへ簡単+無料で変換】変換プラグイン"RSJww"のダウンロードから設定、使い方まで全てわかりやすく解説Jwcadの図面データをsketchupに"無料"でしかも"簡単"に データを移せる神プラグイン、 【RSJww】のダウンロ...

sketchupで修正しやすいモデリングを作るための、守りたい2つのルール

下書き線が取り込めたらいよいよ作図ですが、

sketchupでモデリングする中で

私が最も気を付けていることがあります。

それは

修正がしやすいモデリングをつくること

最初から最後まで修正なく

モデリングが完了することは

まずありません。

途中でああでもないこうでもないと

修正や追加・削除を繰り返しながら進みます。

ですので

やり直すことが前提で

修正作業が簡単にできるよう、

モデリングする必要があります。

そのために私は

以下のようなルールを決めています。

  1. 各パーツを作ったら、とりあえずグループ化する
  2. 建物の構成部材ごとにレイヤーを細かく分けておく

この2点です。

大事なところなので

丁寧にお話ししておきます。

ルール1:パーツを作ったらまずグループ化すること

sketchupで進めるうえで、

一番重要だと思っているのが“グループ化”です。

例をあげてみます。

sketchupグループ化重要1

床一つと箱大、箱小の組み合わせを2セット作っています。

このうち1つの箱セット(黄色)のみグループ化しておきます。

次にそれぞれの箱セットを選択し、持ち上げます。

すると、

sketchupグループ化重要2
グループ化していない床と

白い箱セットがくっついてしまい、

床が変形しながら

一緒に上に持ち上がってしまいます。

次に

このまま箱大と箱小を離す操作をします。

sketchupグループ化重要3

箱が変形してしまいます。

グループ化していないパーツは

いわゆる癒着をしてしまうわけです。

一度癒着したモノ同士を

分離するのは難しいです。

一方グループ化しているものは

修正が起きた時に

非常に扱い易いです。

細かいパーツが組み合わさったモノを

作る場合でも

シンプルな形状単位で

細かくグループ化していく癖を

付けておいてください。

ルール2:レイヤーはしっかり分別すること

sketchupレイヤ分け重要1

後ほど動画で作り上げていく

住宅のモデリングですが、

最終的には上記のように、

細かくレイヤー分けしています。

このように細かく分類しているのも

やはり後で修正しやすくするためです。

例えば

外壁も4周別にレイヤー分けしていますが、

こうしてあげていると、

東側の内壁を修正する時に、

邪魔になる屋根や西壁、

さらに内部の間仕切り壁を

非表示にすれば、

修正がしやすいです。

一方

4周壁全て”外壁”レイヤー

としてだけ分けていると、

東壁を修正するときに、

いちいち部屋内に潜り込んで

修正をしなければなりません。

この考え方は

住宅模型を作っている感覚と

似ていると思います。

住宅模型を作るときに

一体化して4周外壁を接着してしまうと、

内部の様子を確認したり、修正したり

するのが難しいですよね。

手順1:下書き線から外壁をモデリングします。

sketchup使い方下書きから外壁まで

特に厳格なルールはありませんが、

外壁からモデリングしていきます。

各方角の外壁レイヤーをつくり、

下書き線に沿ってモデリング。

窓は予め自作で

コンポーネント作成したものを

入れこんでいます。

※コンポーネントを使わずに窓をつくりたい場合は、

“3 point window”プラグインが非常に簡単です。

おすすめプラグインについてはこちらの記事を

ご覧ください。

スケッチアップおすすめプラグイン
【Sketchupプラグインのおススメまとめ】本当におすすめできるモノだけを厳選して紹介!この記事では 主に建築関係で利用している方に 私が実際に取り入れているプラグインの中で、 これは インストールし...

手順2:屋根作成

勾配屋根の場合は

特にcadから下書き線を持ってきた方が楽ですね。

作り方は外壁と同様です。

外観の印象をよくするなら、

樋はあった方が良いですが、

そうでなければ無理に作らなくても良いです。

また手順5の”外部マテリアル貼り付け”の

動画で説明していますが、

軒裏と破風を分けて描写したい時は

オフセットツールで分けると楽です。

手順3:内部間仕切り・ドアの作成

内部間仕切りの他、

ドアも作りこんでいます。

ドアも自作コンポーネントを利用しています。

引き戸は結構面倒ですし、

内部空間の把握をしたいだけなら、

ドアは無くても良いです。

階段は場所によっては重要になります。

私はある程度パターン化して

コンポーネントとして

保存したものを利用しています。

(階高の増減に対応できるような作り方にしています)

手順4:敷地及び一部外構作成

敷地と建物に取り付くポーチや

土間などのモデリングをしていきます。

※今回は平たんな敷地ですが、

複雑な形状の敷地を表現するのは

建物を作る以上に難しいです。

今後改めてご紹介したいと思います。

手順5:外部マテリアル貼付

仮にsketchupを一般の方に

プレゼンするツールとして利用する場合、

マテリアルの出来によってモデルの評価が

大きく変わります。

私は使用するマテリアルの多くを自作しています。

特に”木”の表現は大切にしています。

フローリングに絞った話になってはいますが、

自作マテリアルの作り方は

こちらの記事で詳しくご紹介しています。

スケッチアップテクスチャーマテリアル自作
Sketchupのシームレスなマテリアルを自作して追加する方法この記事では 無料3Dモデリングソフト (近年のバージョンのモノは商用は不可です)である、 スケッチアップ(Sketc...

手順6:内部マテリアル貼付と家具設備設置

内観をプレゼンする場合は、

マテリアルだけでなく、

家具設備等が必須です。

家具設備の導入方法は大きく3つある

家具設備の導入方法は

  1. 自作する(自作コンポーネントを使う)
  2. 3Dwarehouseを使う
  3. podium browserなどレンダリングソフトのものを使う

の3つがあります。

今回は

自作コンポーネントとpodium browserを使った設置方法を

ご紹介しています。

リンク

「Sketchupでせっかく作ったモデルから

試しに(無料で)レンダリングしてみたい!」

という方はこちらの記事をご参照ください!

sketchup無料レンダリングkerkytheaの使い方
Sketchupを無料レンダリングできるソフト”kerkythea"のダウンロード方法から使い方までざっくり解説「細かい設定はいいからsketchupモデルを無料でレンダリングしたい!」という方向けにkerkytheaのダウンロードからレンダリングまでざっくり解説しました。...