Sketchup

【2022年版】Sketchupの種類、それぞれの特徴の違いをわかりやすくご紹介します!

sketchupの種類と特徴の違い

Sketchupは3Dモデリングツールで

操作が直感的でわかりやすいため、

趣味で利用する方からプロユーザーまで

様々なユーザーが利用しています。

 

ただし、Sketchupと一言でいっても

“無料版”と”有料版”はもちろん、

さらにその中でもいくつかの種類に分かれており、

利用できるツールや特徴に違いがあります。

そこで

  1. Sketchupのプラン種類とその特徴
  2. おススメするプランについて

わかりやすく解説します。

【2022年版】Sketchupの無料,有料プランの種類や特徴、おススメをわかりやすくご紹介!

Skechupのそれぞれのプランには

色々と細かい違いがありますが、

今回は

建築分野で働く私が大事だと思う部分に

フォーカス、一覧にしました。

  1. 価格について検討時は公式サイトなどでご確認ください。
  2. “おススメ度”はあくまで私見です。

Sketchupの種類と特徴,価格等の一覧表

プランSketchup Make (2017)Sketchup webSketchup ShopSketchup Pro2021 (V-ray付,Podium付も有り)Sketchup Studio2021+V-ray込み
使用用途非商用非商用非商用商用商用
価格※1無料無料119USD/年①299USD/年②¥58,300-/年③¥50,710-/年④699USD/年⑤¥115,500-~/年⑥¥100,430-~/年
DL又は

購入先

TrimbleTrimbleTrimbleTrimblealphacoxOakcorpTrimblealphacoxOakcorp
オフライン作業×(オンラインのみ)×(オンラインのみ)
プラグイン利用××
マテリアル導入×
DXF他データ利用×※2×
特徴非商用の中で一番制限が少ない/ヘビーユーザー向け低スペックPCでも利用可/ライトユーザー向け低スペックPCでも利用可/ライトユーザー向け商用利用の場合必須Pro版+点群データ利用可能/V-ray標準で付属
おススメ度×

※1 2022/01/11時点

※2 プラグインにより可能

Sketchupの種類と利用頻度別おススメプラン

sketchupの種類と特徴の違い

「じゃあ、結局自分はどれを選んだら良い?」

という方向けに

利用頻度別のおススメプランはこんな感じです。

  • 無料でライトユースなら『Web』
  • 無料でヘビーユースなら『Make2017』
  • 有料でライトユースなら『Shop』(微妙)
  • 商用利用なら『Pro』又は『Studio』

では中身を詳しく見ていきたいと思います。

Sketchup Pro版の種類と特徴

早速、Pro版の種類と特徴について書いていきます。

商用利用であれば原則、有料プランの『Pro』,『Studio』のどちらかになるが・・・

商用利用であれば

  • Sketchup Pro
  • Sketchup Studio

のどちらかしかありません。

Sketchup 8までは

商用利用に関しての制限がありませんでした。

どうしても無料で商用利用・・・

と考えている方はコチラを探してみるしかなさそうです。

Pro版は現在サブスク契約のみ

以前は買い切り型もあったプロ版ですが、

現在はサブスクリプションのみとなっています。

Pro版は購入先で価格・サポートが異なるので注意

日本でのPro版購入の場合、

  • Trimbleからの直接購入
  • alphacoxからの購入
  • オークからの購入

のどれかになるかと思います。

 

価格面ではそれぞれ違いがあり、

Trimble社からの直接購入が一番安い(2022/01/11時点)

です。

インストール時に言語を日本語に設定すれば

問題なく使えますが、

サポート面では日本国内総代理店である

alphacox社から購入した方が安心ではあります。

オーク社からの購入も可能で、

何故かコチラの方が安いです。

(2022/01/11時点)

サポート等については

直接問い合わせてください.

ProとStudioの違いは『点群データ活用』と『V-ray付』

Sketchup 『Pro』の上位にくる

Sketchup 『Studio』はざっくりいうと

Proの機能に加えて

  • 点群データの活用ができる
  • V-rayがパッケージになっている

この2つが追加されているのが特徴です。

点群については公式サイトをご覧ください。

また

V-rayはSketchupのモデルから

フォトリアルなCGパースを作成

する際に重宝します。

レンダリングのセット+V-rayか+Podiumオプションも検討

Sketchup単体では

フォトリアルなCGパースは作れません。

上の画像はSketchupモデルを

『SU Podium』でレンダリングしたものです。

『フォトリアルなパースを作るために

レンダリングソフトも購入したい』

このような方は

  • V-ray付きセット
  • SU Podium付きセット
  • その他のレンダリングソフト

を検討します。

これらはSketchupと連動しているため、

比較的簡単にレンダリングが可能です。

V-ray for Sketchup公式サイト

SU Podium公式サイト

 

私の印象では

  • より綺麗な3Dパースを作成したいなら『V-ray』
  • 値段の安さと操作の手軽さを重視するなら『SU Podium』

になると思います。

Podiumについてはコチラの記事をご覧ください。

sketchuppodium使用感と感想
Sketchup用レンダリングソフト『Podium』を採用するメリットや特徴をご紹介します。この記事では sketchupでレンダリングをしている方向けに 有料レンダリングソフト『Podium』の 特徴やメリッ...

『+Podium』ならalphacox社一択、『+V-ray』ならオーク社か

+SU Podiumセットの場合、

alphacoxのみで購入が可能です。

+V-rayセットの場合、

購入先はalphacoxとオークの2社がありますが、

V-rayの方はオークが代理店となっているためか

少し安いです。

その他のレンダリングソフトの選択肢もある

セットでの購入の他、

  • Sketchup Pro単品
  • レンダリングソフト単品

で購入する方法もあります。

その場合、

私が実際に利用していて

優秀だと感じているのが

『Twinmotion』です。

上の画像もTwinmotionで

レンダリングしています。

この商品は買い切り型ですが

  • 価格的にお手頃
  • Sketchupと互換性がある
  • リアルタイム又はフォトリアルレンダリングが可能
  • 動画CGの作成も簡単

などメリットも多いです。

Twinmotionについては

コチラの記事でご紹介しています。

Twinmotion 2022.1 Preview 2の特徴
Twinmotionが2022.1になり、さらに進化!SkydomeとPathtracerが凄すぎた定期的に進化してくれるTwinmotionですが 個人的には今回のバージョンアップは凄かったです。 中でも S...
sketchup twinmotion rendering
はじめてTwinmotionを使う方向け|Sketchupモデルを30分でフォトリアルにしてみた。この記事では Twinmotionを使って Sketchupモデルを30分で フォトリアルにしていく流れを ご紹...

ちなみに点群データの活用が無ければPro+V-rayの方が安い

点群データは必要なく

V-rayのみが

必要だという方は

  • Sketchup Pro+V-ray
  • Sketchup Studio

の2つの選択肢がありますが

点群データの活用が無ければ

Pro+V-rayの方が若干安いです。

趣味利用で有料の『Shop』は決め手に欠ける・・・

非商用で利用する場合に

『Web』より高性能な『Shop』

というプランがありますが、

2022/01現在でUSD119/年と

趣味で利用するにはまあまあの価格・・・

さらに機能面ではこの後紹介する

無料プランMake(2017)よりも

制限が多いため、

現時点では利用方法を考えさせられます。

いずれ『Make』が無くなって

このプランのみになるような気がします・・・

Sketchup無料版ならMake(2017)が断然おすすめ!

現在Sketchupの無料版は

  1. Sketchup Make(2017年版)
  2. Sketchup web

の2つがありますが、

断然おススメは

Sketchup 『Make(2017年版)』です。

無料バージョンであるMakeは

2017を最後にwebに移行されましたが、

『2017年版Make』は

2022/1月現在でも公式サイト

ダウンロードが可能です。

Sketchup MakeとWebのそれぞれの特徴の違い

スケッチアップ無料版それぞれの特徴
Sketchup Make2017Sketchup for web
メリット
  • オフラインでも操作が可能
  • 独自マテリアルの採用やプラグイン導入など使える機能が多い
  • PCの性能による制限が少なく、32ビットのPCでも操作可能
  • web上に作業データを保存するため、アカウントを持っておけば別PCからでもアクセスできる
  • PC内でソフトを保有する必要がないため、ハードディスクの容量を気にしなくて良い
デメリット
  • ある程度のPCの性能が必要(32ビットPCでは操作できない)
  • ソフトをインストールするための十分な空きデータが必要
  • ※今後3Dwarehouseなど公式サービスから外れる可能性も?
  • オフライン環境で操作できない
  • 機能制限が多く、使えるコマンドが少ない(特にプラグインが使えないのは大きい)
こんな方におススメ
  • ある程度性能の良い64ビットPCをお持ちの方
  • 複雑なモデル作成にも挑戦したい方
  • 32ビットPCで操作をする方
  • 機能制限が多く、使えるコマンドが少ない(特にプラグインが使えないのは大きい)

 

これから無料版のメインになるであろう

Sketchup for webは

その名の通りソフトをダウンロードすることなく

web上で操作、保存するプログラムです。

メリットは

  • 32ビットPCでも動く
  • アカウント一つで様々なPCからアクセスできる
  • PC容量を気にしなくて良い

というメリットがありますが、反面

  • オフライン環境で操作ができない
  • 利用できる機能の制限が多い

という結構大きなデメリットも。

 

32ビットPCの方でライトユーザーだという方は

『Web』でも良いかもしれませんが、

そうでなければ

Sketchup 『Make(2017)』

を利用することをお勧めします。

 

ちなみにこのソフトの機能を

ふんだんに使って住宅モデルをつくる方法を

別記事でご紹介しています。

jwwを3Dに
スケッチアップで建築モデルを作る工程をまるっとお見せします。|旧google sketchup普段、住宅設計をしている中で 培った実践的な手法をご紹介します。 この記事をご覧いただくと 建物(住宅モデル)の下書き...

おススメ理由1/プラグインによってプロ版と同等の機能が利用できる

Sketchupの操作を

補完してくれる『プラグイン』の存在は非常に大きいです。

例えば真北設定はプロ版でなければ設定できませんが、

下記の無料プラグインソフトにより可能です。

jwwからsketchup(スケッチアップ)に変換できる
JwcadからSketchupへ変換する"RSJww"のダウンロードから設定、使い方まで全てわかりやすく解説Jwcadの図面データをsketchupに"無料"でしかも"簡単"に データを移せる神プラグイン、 【RSJww】のダウンロ...

またその他にも様々な便利プラグインが存在します。

これらが無ければSketchupを使わないのではないか?

と考えるくらい便利です。

スケッチアップおすすめプラグイン
【Sketchupプラグインのおススメまとめ】本当におすすめできるモノだけを厳選して紹介!この記事では 主に建築関係で利用している方に 私が実際に取り入れているプラグインの中で、 「これはインストールして...

おススメ理由2/自作マテリアルが利用可能

モデルの印象を大きく

変えるのが『マテリアル』です。

これはCGパースを描く上でも

非常に重要になります。

デフォルトで入っているマテリアルは

お世辞にも良いとは言えません。

やはりもっと良いものを自作するか

他からインポートする必要があります。

Make(2017)はマテリアルのインポートが可能なので

ありがたいです。

スケッチアップテクスチャーマテリアル自作
Sketchup|独自マテリアル追加方法や自作方法までわかりやすくご紹介この記事では 無料3Dモデリングソフトである、 スケッチアップ(Sketchup make2017) で、独自マテリア...

おススメ理由3/自作コンポーネントが利用可能

Sketchupを建築モデラーとして使用していると

何度も利用するモデルというのが存在します。

例えばキッチン,窓,家具etc…

これらをいちいち作成しなおしたり、

元データを開いてコピペするのは

面倒くさいですよね。

コンポーネントとして登録しておけば、

いつでも必要な時にモデルを

呼び出せるようになり、

大きな時間短縮に繋がります。

sketchupコンポーネント登録
Sketchupのコンポーネントの登録方法をわかりやすくご紹介します。sketchupモデリングのスピードアップに 必須のコンポーネントの登録方法を わかりやすくご紹介します。 Sketchu...

おススメ理由4/無料でレンダリングしたいという方もプラグインで可能

「とりあえずお金をかけずに

3DCGが描きたい!」

という場合はレンダリングソフトの

『Kerkythea』を利用することになります。

コチラもSketchup用に

プラグインが開発されているので、

Make(2017)なら操作可能です。

sketchup無料レンダリングkerkytheaの使い方
無料SketchupレンダリングKerkythea(カキーシャ)のダウンロード方法から使い方までざっくり解説「細かい設定はいいからsketchupモデルを無料でレンダリングしたい!」という方向けにkerkytheaのダウンロードからレンダリングまでざっくり解説しました。...

まとめ/商用利用ならSketchup Pro,趣味利用ならSketchup Makeがおススメ

ということで、

  • 趣味でもある程度本格的にモデリングしたい方は『Make(2017)』
  • 商用利用ならとりあえず『Pro』単品

がおススメです!

このブログではこの他にも

Sketchupで住宅をモデリングする方法など

色々と解説していますので、

是非そちらもご覧ください!