5分でわかる各キッチンに必要な間取り寸法/レイアウト別に図面で解説します。

当ページのリンクには広告が含まれています。
I型キッチンレイアウト必要寸法
スポンサーリンク
目次

キッチンの間取り寸法が分かる!イラストと図面でレイアウト別に解説

注文住宅を考えられている方で

「キッチンは自分でちゃんと考えたい!」

という人は多いです。

早速雑誌やネットでチェック!

とても広く立派なキッチンに広いパントリー・・・

あんな感じにしたい、こんなところがいい!

とマイホームに夢が膨らみます。

さらに使い勝手やキッチンの必要な大きさを

調べるためにネットを調べてみると、

綺麗なキッチンの写真は

たくさん出てくるけど、

そのキッチンの寸法や間取りの

図面があまりない・・・

「このキッチンはどんな大きさで、

こんなキッチンにするには

どの程度の広さが必要なんだろうか?」

と疑問がわいてくると思います。

そこで今回の記事では下記の内容をご紹介しています。

  • 代表的なキッチンの形とシステムキッチンの場合の標準的に選ばれるサイズをわかりやすく図示
  • 標準的なシステムキッチンを落とし込んだ図面を公開

システムキッチンは基本なサイズを使用

紹介しているキッチンは

どれも住宅メーカーや工務店が標準品として

採用する大きさです。

また間取りも特殊なものは

なるべく避けて

一般的なものをご紹介しています。

標準的なキッチンが

どのような大きさかどうかを知ること、

それが一般的な間取りの

図面に落とし込まれることで、

“普通”を知っていただけるかと思ったからです。

この記事でだいたいのサイズ感を

養ってもらったうえで、

「自分の家の間取りだと、

この形のキッチンは置けないな~」

とか

「もう少し間取りを広くできるから、

一番大きなキッチンにしよう!」

など

自分なりのキッチンプランへと

発展して考えてもらえればと思います。

キッチン寸法の基本=壁付式は4.5畳から、対面式は6畳必要

通常壁に沿わせてキッチンを設置したほうが、

空間的な無駄は少なくなります。

I型キッチンの場合

4.5畳の空間があれば、

それなりに広いキッチンと、

カップボード、冷蔵庫全て入ります。

しかし、

ほとんどの方が

オープン型の対面式キッチンを望まれます。

「調理をしながら、テレビを見たり、家族の様子を見たい。」

というところが人気ですね。

【絵で見る】対面キッチンカウンターで勉強、あなたの理想の高さは?

そうすると

どのようなキッチンの形でも6畳程度は必要になります。

それを踏まえたうえで、

ここからはI型キッチンなどの

標準的な特徴・サイズと、

それらを落としこんだ図面を紹介していきます。

特に問題なければまずはI型キッチン

1型対面キッチン5畳6畳イメージ

1型対面キッチンイメージパース

I型はコンロ、作業場、シンクが一直線になったものです。

設計上特に問題がなく、

かつお客様に特にご要望がない場合は

I型キッチンを採用します。

I型キッチンをおススメする理由は

  1. シンプルな形状なので動線もシンプル
  2. 他の形のキッチンよりも安い
  3. 対面式の場合、カップボードが置きやすい

        対面式の場合は

        コンロが壁に面している”ペニンシュラ型”と

        コンロも壁から離れていて、

        キッチン両側が移動可能な”アイランド型”に分かれます。

        I型キッチンの標準的なサイズ
        I型キッチンサイズ

        I型キッチンの寸法は戸建て住宅なら

        奥行650で長さ2550mmが標準

        であることが多いです。

        対面式の場合、奥行が750mm,1000mmのものもあります。

        I型対面式キッチンに必要な寸法

        I型キッチンレイアウト

        奥行650mm長さ2550mmのキッチンを置いた場合の図面です。

        5畳ちょっとの空間で比較的大きなカップボードが配置できるのも魅力です。

        ちなみに上の方の対面キッチンイメージパースも

        ほぼこのくらいの寸法で作っています

        1. キッチンの長さが2700mmを超えるもの
        2. アイランド型にして両側に通路を設けて行き来できる

        ようにする場合、

        キッチン長さ方向の部屋の幅が

        3640mmでは足りません。

        その場合間口は

        4550mm~5460mm必要

        になりますので注意が必要です。

        キッチンとその他の部屋をどうつなげると

        便利が良くなるかについては

        こちらの記事で詳しくご紹介しています!

        https://halu-ie.com/kitchen-layout2/

        目次に戻る 

        家族みんなで参加できるⅡ型キッチン

        2型アイランドキッチンタイプ

        コンロとシンクが2列に分かれて

        それぞれに作業場がついたキッチンです。

        作業場所が2か所に分かれるので複数人で作業がしやすい

        というメリットと

        1. 食材を移動させるときに床が汚れやすい
        2. キッチンを2つ作成することになるので価格が高くなる

        というデメリットがあります。

        Ⅱ型を対面式にする場合は

        一般的にシンクがある方をLD側に向ける事が多いです。

        Ⅱ型アイランドキッチンの標準的なサイズ

        2型キッチンサイズ

        Ⅱ型キッチンの基本寸法は

        それぞれ長さ1800mmで、奥行きは650mmを選ぶ事が多いです。

        さらに、

        みんなで調理を楽しみたい場合や、

        部屋の幅に余裕がある場合はシンク側をアイランド式にします。

        その場合、コンロ側の長さは

        最大で2200mm程度まで伸ばして、

        シンク側は奥行を1000mmと深くしてシンク両側を行き来

        できるようにします。

        Ⅱ型対面式キッチンに必要な寸法

        2型キッチンレイアウト

        画像はコンパクトなⅡ型キッチンですが、

        それでも6畳は必要です。

        また、

        I型と比べると収納が少ないことも

        お分かりいただけると思います。

        アイランドキッチンにすると大きな間口+8~10畳必要になる

        ちなみに

        幅広のアイランドキッチン(2200mm以上)を選んだうえで

        シンクの両側を通ろうとすると

        間口が最低でも4550mmは必要になりますし、

        そのうえで収納を充実させようとすると

        キッチン空間だけで最低8畳から10畳は必要になります。

        目次に戻る 

        コンパクトな動線で調理できるL型キッチン

        L型キッチン壁付け

        L型キッチンはL型の片側にシンク、

        片側にコンロと分かれているキッチンです。

        I型よりも作業動線が短く、効率的

        なのがメリットで、

        Lの角の収納部分が使いづらいこと

        ややデメリットです。

        (最近のシステムキッチンは工夫しているものも多いです。)

        L型対面式キッチンのサイズ

        L型キッチンサイズ

        L型はキッチンの幅がt長い方と短い方に分かれています。

        市販のL型キッチンはコンロとシンク位置が固定されているので注意

        L型キッチン対面式

        またL型のシステムキッチンを選ぶ場合は

        注意が必要です。

        システムキッチンの場合、

        コンロ側とシンク側でそれぞれ長さが決められています。

        一般的にシンク側は長くできますが、

        コンロ側は1800mmまでしかないことがほとんどです。

        (メーカーによってはオーダー対応できる場合もあります。)

        それを踏まえて間取りを計画する必要も出てきます。

        一般的に

        コンロ側が1650mmシンク側が2100mm

        が標準的な寸法ですが、

        コンパクトに納めたい時

        コンロ側、シンク側共1800mmとしています。

        L型対面式キッチンに必要な寸法

        L型キッチンレイアウト

        L型キッチンでコンパクトに納めるときは冷蔵庫や収納の工夫が必要です。

        上記の提案では

        冷蔵庫を家事室にもっていきました。

        家事室が必要なければ、

        パントリーに変えてカップボードも全て入れこんで

        LDKをすっきりと見せるようにできます。

        目次に戻る

        コンパクトなキッチン空間にしたい!お役立ちレイアウトをご紹介します

        「どうしてもキッチン空間をコンパクトに抑えたい!」

        方向けに4.5畳で納められる

        キッチンレイアウトを数パターンご用意しました。

        コチラも合わせてご覧ください!

        https://halu-ie.com/layout-pattern-for-a-4-5-mat-kitchen/

        スポンサーリンク
        よかったらシェアしてね!
        • URLをコピーしました!
        • URLをコピーしました!

        コメント

        コメント一覧 (2件)

        家事が楽になるキッチン間取りを図面で解説!キッチンレイアウトを考える前に必要なことをご紹介します。|有象無象の家建て人の日常 へ返信する コメントをキャンセル

        CAPTCHA


        目次