“回遊動線”など家事楽なキッチン間取りを図面でわかりやすく解説しました。

キッチンWIC間取り

普段、注文住宅の設計をしていて感じるのは、施主様は他はプロに任せてもキッチン空間は自分で考えたいな~とお考えの人が多いという事です。

今回の記事はご自身で間取りを考える方にも役に立つ、家事が楽になるキッチン間取りを図面により解説するものです。

住宅購入を考えられている方やリフォームを考えられている方は特に参考になると思います。

キッチンの間取りを考える上で私が一番大事だと思っている水回りの動線計画について解説したいと思います。

家事楽キッチンの間取り例をご紹介/他の機能との繋がり+回遊動線が重要です。

キッチンのレイアウトを決めてからキッチンの間取りを考えようとする方もおられるかもしれませんが、私の場合は、

家事をいかに楽にできるか=キッチンと他の機能をどう繋げるか+回遊動線になっているか

だと思っていますので、まずは建物全体のバランスを見て各機能をくっつけながら、最後にふさわしいキッチンのレイアウトを決めています。

ここからはオーソドックスな対面式のI型キッチンを使って、様々な動線計画をご紹介していきたいと思います。

(これより全て、画像下が南側として考えてください。)

1-キッチン単体の空間とLDとの繋がり

まず初めに、ごく普通の対面キッチンとリビングダイニングとのつながりをご紹介します。

この場合、ダイニングからのみキッチンに入る袋小路になっています。決して悪くはありませんが良いとは言えません。

 

 

 

 

 

 

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2-キッチンに勝手口を追加

次はキッチンに勝手口を追加しました。キッチンから出たゴミをそのまま出しに行ったり、駐車場の位置によっては駐車場から直接買い物袋を持ってキッチンに入ることも可能です。

 

 

 

 

 

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3-キッチンと玄関を繋げる

買い物して帰ってきて、キッチンまで遠いと運ぶのが大変ですよね。そこで、玄関から直接キッチンに出入りできるようにします。(もちろんリビング側にも別の出入り口を設けます。)

これなら帰ってきてすぐに食材をしまうことができて楽です。さらに回遊できる動線になっているのもポイントです。(今回のお話とはあまり関係ありませんが、キッチンのレンジフードが外壁に面していない場合は、そこから外壁までダクトを持っていく必要があるので天井の高さなど注意が必要です。)

 

 

 

 

 

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4-キッチンにパントリーを設ける

設計を依頼していただく大体の人がパントリーが欲しいとおっしゃいます。収納量が増えるのも良いですし、キッチン空間がすっきりと保てるというのが良いですよね。おまけでパントリーに勝手口を設けてみました。

 

 

 

 

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5-キッチンに家事室を設ける

キッチンで過ごす時間が長く、調理をしながらPCをみたり、あるいは少し時間ができた時に篭れる場所が欲しいという方にはパントリーと一緒にカウンターを設けます。窓を設けられる間取りだと尚良いですね。

 

 

 

 

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6-キッチンと洗面室を繋げる

朝、朝食を作りながらも洗濯物を干す準備がしたい、浴室も洗いたい。全部一人でする場合(我が家は調理は奥さんで洗濯物干しは私です)、この2つの空間が遠くにあったら大変ですよね。ですので2つの空間を繋げます。下記図面では1坪の洗面室ですが、もう少し広くできるれば室内物干し場としても利用できるので、外出が多いご家庭には便利です。

 

 

 

 

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7-キッチンとWIC、さらに洗面室を繋げる

洗面室との繋がりを発展させて間にWICを設けることもあります。室内物干しをする場合、干して乾いたらそのままWICに収納すればよいですし、さらに水回りが直線で結ばれるので家事が楽になります。とはいえ、相当の建築面積が必要ですのでゆとりのある広めの平屋を考えられている方が良いでしょう。

 

 

 

 

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まとめ

  • キッチンのレイアウトを考える前に各機能との繋がりを考えることが重要
  • できれば回遊動線として、行き止まりの少ない家にしてあげると尚良し

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リンク

写真ではわからない、キッチンまわりの寸法。一般的なシステムキッチンをレイアウトした図面をお見せします。