【2024年版】スケッチアップ無料版とPro(有料版)どっちにする?徹底比較!

当ページのリンクには広告が含まれています。
sketchupの種類と特徴の違い

現在Sketchup2023年版がリリースされていますが、

大きく分けて無料版と有料版に分かれています。

自分はどっちを利用しようかと検討している人に向けて

記事を書きました。

また有料版も複数ありますが、それらの特徴を表でまとめて

わかりやすく解説しています。

    スポンサーリンク
    目次

    大前提:商用ならSketchup Pro(有料版)一択

    無料版と有料版どっちにするか
    検討する上で
    まず初めに覚えておく必要があるのは

    商用として利用するなら有料版一択です。

    すぐ後で解説しますが、機能的にも段違いなので、
    仕事で利用する方は有料版を使った方が圧倒的に
    良いです。

    スケッチアップ比較表2024年版

    Skechupのそれぞれのプランには

    色々と細かい違いがありますが、

    今回は

    建築分野で働く私が大事だと思う部分に

    フォーカス、一覧にしました。

    1. 価格について検討時は公式サイトなどでご確認ください。
    2. “おススメ度”はあくまで私見です。

    Sketchupの種類と特徴,価格等の一覧表

    プラン

    Sketchup Make (2017)

    ※終了

    Sketchup free(web) Sketchup Go Sketchup Pro2023単体 (V-ray付,Podium付も有り) Sketchup Studio2023+V-ray込み(V-Rayノンサポート)
    使用用途 非商用 非商用 非商用 商用 商用
    価格※1 無料 無料 119USD/年 ①349USD/年②¥73,260-/年③¥63,690-/年 ④749USD/年⑤¥135,800-~/年⑥¥129,910-~/年
    DL又は

    購入先

    Trimble Trimble Trimble TrimblealphacoxOakcorp TrimblealphacoxOakcorp
    オフライン作業 ×(オンラインのみ) ×(オンラインのみ)
    プラグイン利用 × ×
    マテリアル導入 ×
    DXF他データ利用 ×※2 ×
    ipadで利用 × ×
    特徴 非商用の中で一番制限が少ない/ヘビーユーザー向け 低スペックPCでも利用可/ライトユーザー向け 低スペックPCでも利用可/ライトユーザー向け 商用利用の場合必須 Pro版+点群データ利用可能/V-ray標準で付属
    おススメ度 ×

    ※1 2024/02/23時点

    ※2 プラグインにより可能

    Sketchup最新版が最も良いとは言えないこともある

    プロ版の場合、現在は2024が最新ですが、
    実は2022、2023もダウンロードが可能です(2024/09/25現在)

    私が必ずしも最新版の方が良いといえない理由が
    最新版の場合、プラグインが対応していないことがある

    ということです。

    プラグインはサブスク形式で毎年、最新版にフィットするよう
    開発している人もいるにはいますが、

    以前リリースしてから、更新をされていない開発者の方も
    多いです。

    そのため、バージョンを上げると使えない、ということが
    多くなってきます。

    特に2024になってから、
    使えなくなってしまったプラグインが増えました・・・

    Sketchup(スケッチアップ)の種類と利用頻度別おススメプラン

    sketchupの種類と特徴の違い

    「じゃあ、結局自分はどれを選んだら良い?」

    という方向けに

    利用頻度別のおススメプランはこんな感じです。

    • 無料でしたい,ライトユースなら『Free』
    • 無料でヘビーユースなら『Make2017』※終了
    • 有料でもよい,ライトユースなら『Go』(微妙)
    • 商用利用なら『Pro』又は『Studio』

    では中身を詳しく見ていきたいと思います。

    Sketchup Pro(スケッチアッププロ)版の大きな特徴

    早速、Pro版の種類と特徴について書いていきます。

    商用利用であれば2択、有料プランの『Pro』,『Studio』のどちらかになるが・・・

    商用利用であれば

    • Sketchup Pro
    • Sketchup Studio

    のどちらかしかありません。

    Sketchup 8までは

    商用利用に関しての制限がありませんでした。

    どうしても無料で商用利用・・・

    と考えている方はコチラを探してみるしかなさそうです。

    Pro版が特に優れている点=「プラグイン」利用が可能

    商用や非商用の話は一旦置いておいて
    私がPro版にする最大のメリットと感じているのが

    プラグインが利用できる

    という点です。

    Sketchupのプラグインは
    知識があれば誰でも作ることができるため、
    こんな話をしている今も
    世界中の有志により開発されています。

    例えばスケッチアップ単体では
    作成が非常に難しい曲面を持つ物体の作成が
    非常に簡単になるモデル作成系プラグインや

    階層の管理が非常に楽になる
    情報管理系プラグインなど

    あると無いとでパフォーマンスが大きく変わる
    プラグインが非常に多いです。

    プラグインは有料のもの(価格は安いものが多い)
    もありますが、
    無料で提供してくれているものも
    多くありますので、

    Pro版にするかどうか迷っている方
    どのようなプラグインがあるか
    チェックしてみてください。

    ちなみに私が使っている便利プラグインは
    別記事でまとめて紹介しています。

    【Sketchupおすすめプラグイン】使っているモノだけ厳選して紹介!

    Pro版はサブスク契約のみ

    以前は買い切り型もあったプロ版ですが、

    現在はサブスクリプションのみとなっています。

    Pro版は購入先で価格・サポートが異なるので注意

    日本でのPro版購入の場合、

    • Trimbleからの直接購入
    • alphacoxからの購入
    • オークからの購入

    のどれかになるかと思います。

    価格面ではそれぞれ違いがあり、

    Trimble社からの直接購入が一番安い(2024/02/23時点)

    です。

    円安が進みすぎて直接購入しても、お高く感じます・・・

    インストール時に言語を日本語に設定すれば

    問題なく操作できますが、

    サポート面では日本国内総代理店である

    alphacox社から購入した方が安心ではあります。

    オーク社からの購入も可能で、

    何故かコチラの方が安いです。

    (2024/02/23時点)

    サポート等気になる方は

    オーク社に問い合わせてください。

    ProとStudioの違いは『点群データ活用』と『V-ray付』

    Sketchup 『Pro』の上位にくる

    Sketchup 『Studio』はざっくりいうと

    Proの機能に加えて

    • 点群データの活用ができる
    • V-rayがパッケージになっている

    この2つが追加されているのが特徴です。

    点群については公式サイトをご覧ください。

    また

    V-rayはSketchupのモデルから

    フォトリアルなCGパースを作成

    する際に重宝します。

    レンダリングのセット+V-rayか+Podiumオプションも検討

    Sketchup単体では

    フォトリアルなCGパースは作れません。

    上の画像はSketchupモデルを

    『SU Podium』でレンダリングしたものです。

    『フォトリアルなパースを作るために

    レンダリングソフトも購入したい』

    このような方は

    • V-ray付きセット
    • SU Podium付きセット
    • その他のレンダリングソフト

    を検討します。

    これらはSketchupと連動しているため、

    比較的簡単にレンダリングが可能です。

    V-ray for Sketchup公式サイト

    SU Podium公式サイト

    私の印象では

    • より綺麗な3Dパースを作成したいなら『V-ray』
    • 値段の安さと操作の手軽さを重視するなら『SU Podium』

    になると思います。

    Podiumについてはコチラの記事をご覧ください。

    https://halu-ie.com/sketchup-rendering-podium/

    『+Podium』ならalphacox社一択、『+V-ray』ならオーク社か

    +SU Podiumセットの場合、

    alphacoxのみで購入が可能です。

    +V-rayセットの場合、

    購入先はalphacoxとオークの2社がありますが、

    V-rayの方はオークが代理店となっているためか

    少し安いです。

    その他のレンダリングソフトの選択肢もある

    セットでの購入の他、

    • Sketchup Pro単品
    • レンダリングソフト単品

    で購入する方法もあります。

    その場合、

    私が実際に利用していて

    優秀だと感じているのが

    『Twinmotion』です。

    上の画像もTwinmotionで

    レンダリングしています。

    この商品は買い切り型ですが

    • 価格的にお手頃
    • Sketchup PROと互換性がある
    • リアルタイム又はフォトリアルレンダリングが可能
    • 動画CGの作成も簡単

    などメリットも多いです。

    Twinmotionについては

    コチラの記事でご紹介しています。

    https://halu-ie.com/twinmotion2022-1-skydome-and-pathtracer/

    https://halu-ie.com/how-to-use-twinmotion/

    ちなみに点群データの活用が無ければPro+V-rayの方が安い

    点群データは必要なく

    V-rayのみが

    必要だという方は

    • Sketchup Pro+V-ray
    • Sketchup Studio

    の2つの選択肢がありますが

    点群データの活用が無ければ

    Pro+V-rayの方が若干安いです。

    趣味利用で有料の『Go』は決め手に欠ける・・・

    非商用で利用する場合に

    『Free』より高性能な『Go』

    というプランがありますが、

    2023/03現在でUSD119/年と

    趣味で利用するにはまあまあの価格・・・

    さらに機能面ではこの後紹介する

    無料プランMake(2017)よりも

    制限が多いため、

    現時点では利用方法を考えさせられます。

    いずれ『Make』が無くなって

    このプランのみになるような気がします・・・

    2022/6月現在『Make(2017)』は終了になりました。

    Sketchup無料版Make(2017)が配布終了・・・

    現在Sketchupの無料版は

    1. Sketchup Make(2017年版)
    2. Sketchup web

    の2つがありましたが、

    2022年6月現在で確認したところ、

    “Sketchup Make 2017″が配布終了になっていました・・・

    無料版はWeb(ウェブ)版のみに変更になりました。

    スケッチアップ無料版それぞれの特徴
    Sketchup Make2017 Sketchup for web
    メリット
    • オフラインでも操作が可能
    • 独自マテリアルの採用やプラグイン導入など使える機能が多い
    • PCの性能による制限が少なく、32ビットのPCでも操作可能
    • web上に作業データを保存するため、アカウントを持っておけば別PCからでもアクセスできる
    • PC内でソフトを保有する必要がないため、ハードディスクの容量を気にしなくて良い
    デメリット
    • ある程度のPCの性能が必要(32ビットPCでは操作できない)
    • ソフトをインストールするための十分な空きデータが必要
    • ※今後3Dwarehouseなど公式サービスから外れる可能性も?
    • オフライン環境で操作できない
    • 機能制限が多く、使えるコマンドが少ない(特にプラグインが使えないのは大きい)
    こんな方におススメ
    • ある程度性能の良い64ビットPCをお持ちの方
    • 複雑なモデル作成にも挑戦したい方
    • 32ビットPCで操作をする方
    • 機能制限が多く、使えるコマンドが少ない(特にプラグインが使えないのは大きい)

    これから無料版のメインになるであろう

    Sketchup Freeは

    その名の通りソフトをダウンロードすることなく

    web上で操作、保存するプログラムです。

    メリットは

    • 32ビットPCでも動く
    • アカウント一つで様々なPCからアクセスできる
    • PC容量を気にしなくて良い

    というメリットがありますが、反面

    • オフライン環境で操作ができない
    • 利用できる機能の制限が多い

    という結構大きなデメリットもあります。

    しかし、もうコレしか利用できないので

    仕方ありません。

    ちなみにこのソフトの機能を

    ふんだんに使って住宅モデルをつくる方法を

    別記事でご紹介しています。

    https://halu-ie.com/sketchup-modeling/

    まとめ/商用利用ならSketchup Pro,趣味利用はSketchup Free一択

    • 趣味でモデリングしたい方は『Free』
    • 商用利用ならとりあえず『Pro』単品

    がおススメです!

    このブログではこの他にも

    Sketchupで住宅をモデリングする方法など

    色々と解説していますので、

    是非そちらもご覧ください!

    スポンサーリンク
    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    • URLをコピーしました!

    コメント

    目次