狭い和室の空間を上手に使う/狭いからこそ小上りにしたい理由

小上り和室2

お施主様と打合せをしていて、

だいたいお客様にお願いされるお部屋が

客間として利用する和室。

LDKの隣に設けられることが多いですね。

重要度や予算・敷地の関係で

狭くなりがちな客間(和室)ですが、

小上がりにすることで

有効利用することが出来ますよ

というお話です。

狭い和室、小上がりにすれば収納量が増え空間も引き締まる。

良く求められる、

客間としての和室。

実際に客間にお客さんを

泊めることが多いかどうか聞くと、

ほとんどの方はあまり泊めることは

ないと答えられることが多いです。

利用頻度が低いため、

客間として別の場所に設けるよりは

LDKと一体で利用する事が多いです。

客間(和室)がLDKと併設されるメリット

LDKと一体で利用できるようにするメリット

はこんな感じです。

  • キッチンとくっつける場合は小さなお子様のお昼寝スペースを家事スペースに近づけることで安心して作業ができる。洗濯物を畳んだりするスペースにする等
  • リビングダイニングとくっつける場合は、普段利用するスペースと兼用することで部屋をより広く使える。

またLDKが1階にある場合、

万が一自分たちが2階に上れなくなった時に

1階のみで生活できるスペースを確保しておく

という方もおられます。

つまり客間は

もしもの時の保険のようなもので、

できれば普段の生活でも

最大限利用したいということですね。

狭い和室の利用価値を高める工夫が”小上がり”

一方で

こういった使い道の和室は

予算・敷地などの関係で

あまり広くは作れないことが多いです。

そんな時に私が良くするのが

“小上がり”。

小上がりにするメリットに

魅力を感じているからですが、

一方で心配する声があるのも事実です。

小上がり和室「使いづらい、危ない」という声があるのはわかってはいるけど・・・

よくインターネットで目にするのが

「小上がりが使いづらい、

危ない。」

という声です。

“使いづらい”の中には、

 

  • 上るのが面倒
  • LDKと一体空間にしたときに空間が狭くなる
  • 小上りにした分部屋の高さが低くなる
  • お掃除機械が1度で掃除できない

“危ない”というのは

小さなお子さんが

和室に上ろうとして危ないとか、

落ちそうで危ないといったものです。

私もそういう側面も

あるのだと理解しています。

 

しかし、

例えば上るのが面倒

というのであれば

「収納付き式台のようなものを作って

1段、踏み場を設ければいいんじゃない?」

と思いますし、

小上りにした分

部屋の高さが低くなるというのは、

かえって他の部屋とのメリハリができるし、

そもそも

「和室だから落ち着けていいんじゃない?」

と思います。

LDKと一体にしたときに

空間が狭くなる

というのは

確かにありますが、

基本はプランで対応すれば良い、

と思っています。

 

お子さんが危ないというのも事実でしょう。

ですが

お子さんはそれほど遠くない日に

上り下りを上手にできる

ようになるものだと考えて、

それまでの間

注意して見守ってあげれば

良いのではないでしょうか。

押入れ無しで4畳半しかとれない時に収納を確保する方法

しかし、

この客間、収納を含めて6畳の空間

(4畳半+1畳の押入れ+何かを飾るための半畳の床)が

とれればまだ良い方で、

場合によっては

 

「4畳半や4畳で押入れが取れない・・・」

こともあります。

そうすると、

 

「せっかく作った客間なのに

お客さんの布団をどうしようか?」

と考えてしまいますよね。

こんなときに小上がりの部屋にすることで

収納問題が解決できます!

小上り和室小上り和室にすると下部に大きな収納空間が生まれる。

 

収納スケッチ収納の使い方スケッチ

写真の和室では、

手前側の下部を引き出しの収納として、

奥の畳は持ち上げて

使える収納空間になっています。

これだけで4.5畳分の収納空間が

生まれることになりますね。

利用用途としては

 

  • お客さん用の布団
  • あまり読んでいない本
  • 写真やアルバム

入れておくのにおすすめです。

さらに、

兜など季節の飾り物のサイズを

事前に測って

飾れるだけの高さの床の間をつくり、

それより上部は吊り押入れを設ける

ご提案をすることもあります。

吊り押入れと床の間吊り押入れと床の間

 

この吊り押し入れに

普通は布団が入ってくるのですが、

お子さんのいるご家庭で、

子供達が小さい時には

雑多なおもちゃ類を

放り込むような使い方も良いと思います。

現在はおもちゃに占拠されている現在はおもちゃに占拠されている・・・

 

和室床の間床の間の様子。15夜の時にお団子を飾っている。

 

さらに空間を使いきるよう、

もう一つ工夫をすることも。

それは“床の間の下”です。

季節の飾り物が

その場所で出し入れできる方が

楽ですよね。

そこで床の間を建具のようにしておくと

いう手もあります。

床の間下部収納

ここまでフルに収納をつくることは

必要ないとは思いますが、

これだけ収納がとれれば

他の部屋の収納の負担も少し減りますし

お得だと思っているんで、

つい張り切って提案してしまいます。

3畳の和室(畳コーナー)でも小上がりにすると収納がとれる

出典:https://tokyomachi.exblog.jp/iv/detail/?s=6726168&i=200704%2F13%2F57%2Fb0015157_02474.jpg

3畳の畳コーナーでも小上がりにすると

畳下+吊り押し入れで

結構収納量が確保できます。

プランによっては

腰かけてテレビを見ることもできます。

もっと気軽に小上がり和室を試したいという方は”畳ユニット”という手もあります。

わざわざ客間を作るほど

でもないなという方には

置き家具で簡単に小上り

できる優れものもありますので


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結構人気のある商品なので

チェックしてみてください。