トクラスのキッチン天板『TENOR(テノール)』の魅力とデメリットをご紹介します。

当ページのリンクには広告が含まれています。

少し前までのシステムキッチンは、

天板はステンレスの”シルバー”か

人造大理石やアクリル樹脂の”白”か

と選択できる色が限られていました。

最近になって、

LIXIL社の高級ラインに

『セラミック』が登場して、

“黒”という選択肢が出てきました。

そして、

ドラマ『ノーサイドゲーム』の

主人公、君嶋家のキッチンとして

使用されていたのが

TOCLAS社の『TENOR(テノール)』です。

この天板は”こげ茶色”。

インテリアにマッチしていて

非常にカッコ良いです。

参照共に:https://www.toclas.co.jp/letter/20190708/

 

じゃあこれもセラミックなのかというと

実は『人造大理石』なんです。

TOCLAS社は

“ヤマハリビングテック”という

社名だった時代からずっと

独自の製造技術を持つ『人造大理石』

という素材に

磨きをかけてきました。

今回は、

そんな人造大理石としては珍しい質感を持った『テノール』の特徴と、

私がショールームで行ったときに感じた、

セラミック素材と比べた時の

メリットとデメリットをご紹介します。

スポンサーリンク
目次

セラミック天板より安価な黒天板/トクラスのキッチン天板『TENOR(テノール)』セラミックと比較したメリット・デメリットをご紹介します。

このキッチンをドラマで採用した理由についてはこのように書かれています。

制作ご担当者様より

「東京の府中市を想定した古民家のリフォーム。和モダンをイメージしたおしゃれなインテリア志向と4人家族の実際の生活がクロスオーバーする温かみのある空間がテーマです。
キッチンだけが主張することなく、空間に調和させる上で、扉色とカウンター色が非常に重要なポイントでした。従来のカウンターの素材感にはなかった陶器の風合いを感じさせるTENORの”バーストブラウン”は、空間に溶け込んで温かみを演出できました。実際にカウンター色が決定してから内装の棚板やタイルを決めました。」

参照:https://www.toclas.co.jp/letter/20190708/

ここに書かれている通り、

この天板の最大の特徴は、

“空間に溶け込む素材感の良さ”だといえます。

テノール天板の最大の特徴は”インテリア空間に溶け込む素材感の良さ”

アイアンブラック

バーストブラウン

フレークシルバー/参照全て:https://www.toclas.co.jp/kitchen/tenor/

茶色・黒色はもとより、

シルバーも鈍いシルバーで凹凸があるため、

落ち着いた色味になっていますね。

近づいて見ても触ってみても、

セラミックと変わりないように思えました。

そうなると

「じゃあ結局セラミックとテノール天板何が違うの?」

という事になりますよね。

そこで私が感じているセラミックと

比較した場合のメリット・デメリットを

書きたいと思います。

テノールのセラミックと比較した場合のメリット

セラミックより安価

セラミック天板はLIXIL社の中でも

高級ラインで採用されていることもあり、

かなり価格は高いです。

一方テノールの素材は人造大理石なので、

詳しい価格はお伝えできませんが、

採用する場合の価格はセラミックより安いです。

採用している色のセンスが良い

LIXIL社のセラミック天板は、現時点では

黒、かなり黒いグレーの他はベージュやライトグレー、

ホワイトなど明るいものしかありません。

一方、テノールは先ほども紹介したとおり、

黒・こげ茶・鈍い銀と3色とも

落ち着いた深みのある色なので、

より内装に調和しやすいはずです。

とりわけ、

劇中でも利用されているこげ茶(バーストブラウン)

が非常に良い色だと思います。

セラミックと比較した場合のデメリットは”強度が劣る”

セラミック天板は非常に硬く、

金タワシでこすっても傷がつきません。

このため、

まな板を使わず包丁を入れる

というようなことも可能です。

また、

汚れもしみこみにくく、

使用している間に

調味料が色移りするという

恐れも少ないです。

 

一方テノールも、

傷がつきにくく、

汚れが入りにくいという特徴は

あるものの、

元が人造大理石で硬度は表面処理で

確保しているだけなので、

金ダワシを使用したら傷がつきます。

また、TOCLASが通常採用している

人造大理石天板は、

他社のものよりも品質が良いため

色がしみ込んだり、

汚れが取れなくなったときに、

ナイロンタワシで削って

綺麗にすることができますが、

テノールは表面加工がされているため、

それができません。

ですので、

あまり雑に使うのは避けた方が良いでしょう。

まとめ

よってテノールの特徴は一言でいうと

 

  • 見た目が良い
  • (セラミックよりは)安い

ということになります。

そのため、

内装と調和する、

センスの良いシステムキッチンをお探しで

価格はできるだけ抑えたい方

うってつけだと思います。

各ショールームで展示している(各1色ずつ)ようなので、

興味のある方はショールームへ見学に行ってみてください。

また他にもトクラスさんの記事を書いていますので、

そちらもどうぞご覧ください!

https://halu-ie.com/kitchen-toclas/

https://halu-ie.com/harumis-kitchen-review/

 

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

目次