庭の雑草対策に塩を使ってはダメ!大きな3つのデメリットがあります。

庭雑草対策塩使用

住宅設計者として仕事をしている私が

”塩による雑草、除草対策”を

おすすめしない具体的な理由を

お伝えしたいと思います。

塩による雑草対策はデメリットの方が多い

なにかのテレビかインターネットで

見たということ、

価格が安く、

手に入れやすいということで

おウチをお手伝いしたお施主様から

たまに、

「除草剤買うと高いから、

庭の雑草対策に塩をまいても良いですか?」

とか

「塩ってどのくらい雑草に効果があるんですか?」

と聞かれることがありました。

私はいつも決まって

「止めておいた方が良いと思います。」

と伝えて、理由をひとつずつ説明していきます。

塩による雑草対策をおすすめしない理由

建築や庭を設計するものとして、

塩を利用するのは

以下の理由でおすすめしていません。

塩をまくと

  1. 周辺(又はお隣)の植栽に悪影響を及ぼす可能性があります。
  2. 建築物や塀に悪影響を及ぼす可能性があります。
  3. 土への悪影響は長期間続きます。

1、自分の家の植栽だけでなくお隣さんにも悪影響

塩をまくと、

雨などで溶け込んだ塩分が

周りの土にまで広がっていきます。

「この部分だけ除草したい!」

というのはできないわけです。

となると、

自分の家の植栽はもちろんのこと、

お隣さんに影響が出る可能性があります。

これは大きな問題ですよね。

「お隣さんの植栽は遠くにあるから大丈夫!」

と思う方もおられるかもしれませんが、

次からの理由でそう簡単にはいかないことが

お判りいただけます。

2、塩が建物や塀に悪影響を及ぼす

“建物の塩害”という言葉を

耳にすることがありますよね。

海辺に家を構える方にとっては

かなり深刻な問題です。

土に塩をまくだけなので

海辺と違って建物の上部にまで

影響があるわけではありませんが、

建物で最も大切な基礎部分、

鉄筋コンクリート(の鉄筋)に

悪影響を及ぼします。

(詳しいメカニズムを知りたい方はこちらをご参照ください。)

このように

基礎が脆くなってしまっては

いくら上部が頑丈でも

意味がありません。

そして鉄筋を使っているのは

ブロック塀もブロック塀の基礎も一緒です。

ですので、

建物周りはもちろん、

敷地の外周部にある

コンクリートブロック塀の

近くにもまいてはいけません。

つまり、

お隣さんとの境界付近に塩を掛けると、

お隣さんの塀にまで

悪影響を及ぼすわけです。

※また最近はあまり使いませんが、

地面に埋まっている給排水管が金属性の

場合、こちらも錆びるなど悪影響があります。

3、塩をまくと長年にわたって周辺の土に植栽ができない。

家も庭も長年使っているうちに、

気が変わって

手直しを加えたくなるかもしれません。

庭の場合、

新たに植栽をしたり、

家庭菜園にしようと

考えた時に

塩をまいた部分は

植物や野菜が

うまく育たない可能性があります。

そうなると

土をごっそり入れ替える

必要が出てくるので、

労力やコストもかかります。

というわけで

住宅の庭に使うのはかなりの注意が必要です。

まとめ

雑草対策で塩を使うと・・・

  1. 予期せぬ部分まで効果がでるため、植栽したところまで悪影響が出る場合があります。(特にお隣の土地に迷惑をかけないように注意)
  2. 建物や塀などの構造物に悪影響が出る場合があります。
  3. 土に塩が残るため、改めて植栽をしてもきちんと育たない可能性があります。

というわけで安易に使うと大変なことになる可能性があります。

では雑草対策を自分でするなら

何をお勧めするかというと、

私が強くおすすめしているのは防草シートです。

一年ほど前、

自分で駐車場の砂利を入れ替えた時に

一緒に裏庭の防草シートを施工した時

記事はこちらです。

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そして、

防草シートを敷いてから、

1年後の状況を記事にしています。

お時間ありましたらこちらもご覧ください。

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