ヤスリは木材を使ったDIYやメンテナンスに欠かせません。
使用用途は
- 表面の汚れ、塗装部分を削る
- 表面をツルツルにする
- 角に丸みをつける(面取り)
と様々です。
このうち、
①と②は紙ヤスリが、
③は鉄ヤスリが
適しています。
そんな中、
①『表面の汚れ、塗装部分を削る』と
③『角に丸みをつける』
で紙やすりや鉄やすりよりも
抜群の威力を発揮するのがコチラ
ウッドデッキ他木材のメンテナンスから棚板の面取りまで、
1つ持っているだけで、とても便利なヤスリをご紹介します!
【NTドレッサー/大荒目L-730P】使い方を写真でご紹介します。
NTドレッサーは金属ヤスリに分類されますが、
紙ヤスリと同じように平面を削るときにも利用できます。
持ち手がついているので本当に使いやすいです。
まさに、
木工からアルミの仕上げまで、ヤスリの強さとサンドペーパーの細やかさを兼ねた目づまりしにくい研磨具。 NTcutterホームページより引用
なんです。
その中でも今回使用した
【NTドレッサー/大荒目L-730P】
はその名の通り、
ざっくり深く削れるのが特徴です。
以下自宅でこちらを使用して
木部をメンテナンスした時の
使用感のレビューをしたいと思います。
【NTドレッサー/大荒目L-730P】で木柱の汚れを削る
今回メンテナンスした木柱は2本です。
木柱の材種はヒノキなので
塗装はしていたとはいえ、
本来は明るい黄色です。
それが5年ほど経過し、
汚れやアクで、どんどん色が黒ずんできました。
色をもう一度塗装するつもりですが、
今の状態で塗装しても
いいことにはなりません。
そこでさっそく2本の木柱を削ってみました。
柱2本で10分程度で済んだので早かったです。
ただし、このままでは表面が粗いので
このあと電動サンダーで平滑にします。
電動サンダーを最初から使わないのは
『木材の凸凹で、削れない部分が出てきてムラができる』
『目詰まりする→すぐに新しいヤスリに交換しないといけない』
という過去の経験があったからです。
何よりNTドレッサーで先に削っておくと、
電動サンダーを掛けるのが本当に楽になります。
ちなみに私が持っているこのサンダーは安くて
おススメです。
施工後
削り終わった写真がこちらです。
ヒノキらしい色に戻りました。
最後に塗装をして完了です。
新築時の質感がよみがえりました。
【NTドレッサー/大荒目L-730P】で木板の面取りをする
次に木材の角に丸みをつける「面取り」です。
サンダーを利用しても大きな面取りは時間がかかりますが、
NTドレッサーならあっという間です。
10秒ほどで1cmほど角を落とせました。
持手がついているので、
大きな曲面に削るのも簡単だと思います。
まとめ
これだけ使いやすい道具なのに、
価格は抑えめで
本当に非の付け所がありません。
この大荒目なら紙やすりでは難しい
木材の厚みを1~2mm程度薄く
するのも簡単にできそうなので、
今度試したいと思います。
今回は『大荒目』に特化したご紹介でしたが、
この商品の他にも、
もう少し目の細かいヤスリや
もっと細かい部分を削るためのヤスリなど、
様々なラインナップがあります。
いずれも、
目詰まりの心配が少なく、耐久性も高いですし、
もちろん替え刃も用意されているので、
揃えておいて損はないと思います。
コメント