Jwcad

【JWCADの基礎】レイヤーの構成や使い方をビジュアルでわかりやすく解説します

JWCAD(jww)のレイヤーとレイヤーグループの関係と使い方

この記事は主に

建築関係でJWCADを利用している、

又はこれから学ぶ予定の

JWCAD初学者の方向けに書いています。

この記事をご覧いただくことで

レイヤーの構成や使い方が理解でき、

すぐに作業に使えるようになります。

 

ちなみにJWCADのレイヤーの考え方、

使い方を理解することは

次のようなメリットがあります。

  1. CAD作図中の編集や修正作業が圧倒的に楽になる。
  2. 他業者とのCADデータのやり取りをスムーズに行える
  3. JWCADのレイヤーが理解できれば、JWCADだけでなく他のCADやイラスト系ソフトなどでも応用できる

それでは早速解説していきます。

JWCADのレイヤーは”トレーシングペーパー”と同じ

そもそも『レイヤー』とは何なのか、

というところから始めます。

建築系の方の一番なじみのあるもので例えると、

レイヤーはトレーシングペーパー(以降トレペ)

といえます。

トレペを利用することにより

先に描いた線を消さずに、

上から書き足したり、

修正したりすることもできます。

さらにJWCADのレイヤーは

特定レイヤーのみを

編集可能で表示/非表示/表示のみ(編集不可)

とクリック一つで変更することができます。

レイヤーとレイヤーグループの構成と関係性をイラストで解説

JWCADには

  1. レイヤー
  2. レイヤーグループ

の2種類があります。

特徴は以下の通りです。

JWCAD(jww)のレイヤーとレイヤーグループの関係と使い方

レイヤーとレイヤーグループは

どちらも16個ずつ存在しています。

レイヤーは先ほど説明した通り

『透明な紙』

レイヤーグループは

その『16枚の透明な紙を一冊に集めたファイル』

です。

レイヤーとレイヤーグループの大きな違いは縮尺を変更できること

レイヤーとレイヤーグループの使い方は

どちらもあまり変わりませんが、

レイヤーグループはレイヤーの要素に加えて

それぞれのレイヤグループ毎に

縮尺を変更することができるところ

大きな違いです。

JWCADの作図画面は

果てのない製図板のようなものなので

いくら広げても問題ありません。

そのため私は一つの画面上に

1/1、1/10や1/30(部分詳細図),

1/50(平面詳細図・矩計図)や

1/100(配置図・立面図)などを

全て置き作図をしていますが、

そんな時にレイヤーグループがあると

重宝します。

レイヤー(グループ)操作の基本は表示・非表示の切り替え

jwcad(jww)レイヤー・レイヤーグループ操作方法

レイヤー(グループ)の操作の基本は

レイヤーの表示・非表示の切り替えをすることです。

操作方法その1/アクティブなレイヤーを左クリック

画面上の、現在そのレイヤー(グループ)で

描いている線が

一時的にピンク色(選択状態)になります。

カーソルを移動させると

選択したものが消えますが、

例えば選択したものを

そのまま編集(消したり、コピーしたり)

したい場合は

一度選択状態にした後で、

範囲選択コマンドの

”前範囲”をクリックしてください。

そのあとショートカットキーの

C(コピー)、M(移動)、D(消去)

等を押すと、選択範囲への編集ができます。

操作方法その2/アクティブでないレイヤーを左クリック

クリックする毎に

非表示→表示のみ(編集不可)→編集可能+表示→非表示

と順に切り替わっていきます。

操作方法その3/アクティブでないレイヤーを右クリック

クリックしたレイヤー(グループ)が

操作可能(アクティブ)になります。

操作方法その4/”All”は表示を一気に変更する

レイヤー,レイヤーグループの

それぞれに下にある“All”ボタンを

左クリックすると

アクティブなレイヤー以外の全てが

一斉に切り替わっていきます。

操作方法その5/Ctrl+左クリックでプロテクトレイヤーにする

特定のレイヤーを誤って

消したり編集できないようにしたい場合、

レイヤーをctrlを押しながら左クリックすることで

編集不可能なプロテクトレイヤーにすることが出来ます。

もう一度ctrl+左クリックを押すと解除されます。

ですが私はほとんど使ったことはありません。

私のレイヤー分け実例

jwcad(jww)のレイヤーの使い分け実例

レイヤーの分け方は

はっきり決まっている会社もあるので

その場合はどうしようもありませんが、

私の勤め先では特に縛りがありません。

そのため私は以下のように

レイヤー分けをしています。

  • 敷地や外構
  • 建物の芯(グリッド)線
  • 躯体
  • 家具・設備
  • 電気や水道配管
  • ソリッドやハッチング

と、6つ程度のレイヤーしか利用していません。

というのも

JWCADの元々の設定どおりでは、

16種で分けるようになっていますが、

あまり細かく分けすぎると、

レイヤー分けの作業が煩雑で

それだけで時間を取られてしまうからです。

特に私は

作図をするための線色や線種を

属性取得コマンドで取ってくる事が多いので、

そういう方にとっては

細かいレイヤー分けは

逆に作業の弊害になります。

レイヤーを分けるメリットの実例

ここからレイヤーを分けることで

生まれるメリットを実例を元に

書いていきたいと思います。

見やすい+誤動作を防ぐ

jwcad(jww)レイヤー使い方例1

たとえば、芯(グリッド)線。

芯線があると作図が

とてもわかりやすく、そして楽になりますが、

芯線自体は作図の途中で編集することは

多くはありません。

そのため、

常に編集不可のグレー表示としておくと

見やすい+誤って編集してしまわない

ので良いです。

建物の配置やソリッド・ハッチングなど、あるレイヤーだけをまとめて移動・編集するときにも便利

jwcad(jww)レイヤー使い方例1

例えば配置図兼一階平面図などで

建物内部を描き切った後で配置を移動させたい時や

ソリッド図形、ハッチングを変更するときも

レイヤーをきちんとわけておいてあげると

編集・修正作業が簡単です。

他業者とのデータのやり取りの際にも便利

1つのJWWファイルを他業者とのやり取りで使う場合、

あらかじめレイヤー分けをしておくと

お互いにストレスなく利用できます。

たとえば水道配管や電気配線図など

直接業者に描き込んでもらう場合、

あらかじめコチラが指定したレイヤー(グループ)に

作図してもらうことで、

経路が見やすくなったり、

のちの編集作業もやりやすくなります。

まとめ

このようにレイヤーが使えるようになると、

作図・編集作業が容易になり、

スピードもアップします。

このほか、

JWCADの作図をスピードアップさせたい方は

こちらの記事が参考になるかと思いますので

併せてご覧ください!

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