我が家を建てた当初から
ずっと気になっていた場所がありました。
それは駐車場です。
今回駐車場の雰囲気づくりのために、
DIYで
敷いていた砕石(クラッシャラン)から
川砂利に敷きなおしたところ、
庭の雰囲気がぐっとあがりました!
ついでに
建物裏の雑草対策も並行して行い、
結構満足できる内容になりましたので
記事にします。
下記に当てはまる方にとっては
参考になる記事だとおもいます。
- 雑木林のような自然な庭が好きな人で駐車場を安く造りたい人
- 自分の庭の計画をしている最中で、川砂利がどんな雰囲気か知りたい人
- 外構をDIYでしたい人
駐車場に川砂利を敷くだけ+雑草対策で総額35000円!簡単&安いDIY方法で雑木の庭に馴染んだ駐車場に変わりました。
まずは今回の駐車場部分の
ビフォアアフターをご覧ください。
駐車場部分のビフォアアフター
施工前の駐車場の様子
駐車場の砕石の色味が
少し浮いていると思いませんか?
ナチュラルな庭に
人工的な色味が突然入ってきたような
感じにずっと違和感を感じていました。
施工前の裏庭の様子
裏庭の雑草達は2か月くらい
チェックを忘れていて、
いつにもまして成長していました。
川砂利DIY施工後の様子
一方コチラは施工後の様子です。
どうでしょう。
駐車場部分が明るくなって
庭全体が明るくなった気が
しませんでしょうか。
あと川砂利のやさしい色味が
駐車場というより、
広場に使えるような
やわらかさを感じさせてくれます。
また実際に川砂利は
角が取れたものを採用したので
タイヤのくぼみにも入りにくく、
車にもやさしいことがわかりました。
施工後の裏庭の様子
こちらは雑草抜き+防草シート+砕石敷きの施工後の様子です。
もともと駐車場に有った砕石を
人目につきにくい奥側に集め、
人目に付きやすい部分は川砂利を敷きました。
これでしばらくは雑草大丈夫かな、と思います。
シート施工の手抜きをしていたところから、
雑草が勢いよく出てきました(汗
防草シートで雑草対策をした後の効果や感想は
こちらの記事で書いております。
作業工程のまとめ
今回の作業は
- 裏庭の雑草を抜く
- 裏庭に雑草が生えてこないよう防草シートを張る
- 駐車場にある砕石をすき取り、裏庭に移す
- 川砂利を駐車場に敷く
という工程です。
今回の工事は手先の器用さや
センスなどは一切必要ありません。
このDIYに必要なのは
スコップと手押し車、
防草シートと体力です。
ちなみにこのDIYは、
のべ2日間
(本気でやったら1日でできました)
総額35,000円程度でできました。
コンクリート土間は高かったんです・・・
皆さん、
駐車場の仕上がりに
満足されていますか?
たいていの方は
駐車場をコンクリート敷きにされますよね。
コンクリート敷きにしたほうが、
雑草とかのメンテナンスが少なくて済むし
泥はねの心配もありませんし。
ただ
少しお高いんですよね、コンクリート。
特に私は家の雰囲気と
合わせたかったので、
一般的な駐車場に多い
“土間コテ仕上げ”ではなく、
少しこなれた感じの
“土間洗い出し仕上げ”
にしたかったのです。
家の駐車場スペースは3台分で、
幅が7m奥行5m
とっていますから35㎡。
この面積で土間コテ押えだと
平米単価9,000×35㎡で315,000円
に加えて、
すき取りと残土処分が85,000円くらいかな~
と思いますので
ざっとで、
チャリーン400,000円程度必要です。
さらに土間洗い出しだと、
540,000円程度必要です。
私の場合、
建物の方に全力投球をして、
塀や植栽もある程度頑張ったところで、
燃え尽きました。
最後にこの金額が出ませんでした。(涙)
ただ、まったくの土だと
水はけが悪いし、
雑草生えるし、泥はねも気になる~
ということで
砕石(クラッシャラン)だけ
敷くことにしたのです。
※ちなみに砕石敷きをDIYで行った場合は、
車3台分の面積を20万円以下で
施工することができます。
【車3台分の駐車場を砕石敷きに】業者に依頼すると20万円前後。DIYする場合の費用は?施工の流れや注意点などをまとめました。
庭の本を見ていた時に閃いた!
当初は結構適当に考えていました。
「砕石にしておけば雑草生えにくいし、
泥はね無いし、今後、土間洗い出しをするときに
下地として利用できるから
余分なお金使わなくてよいし・・・」
と。
そんな感じで2年くらい過ごしたのですが、
なかなか洗い出しにできるお金が
捻出できないものです。
しなくても生活できるので尚更ですね。
雑草もあまり生えてこなくていいですし。
しかし
砕石の灰色の感じが
家の雰囲気とあっておらず、
帰ってくるたびにモヤモヤしていました。
こういう庭作りでモヤモヤしているときに、
私の庭づくりのバイブル、
荻野寿也さんの「美しい住まいの緑」85のレシピ
をペラペラと見返していたんです。
その中のこのページが私の目に留まりました。
この本はいつも見るたびに
違う発見があるのですが、
今回は駐車場のことで
頭がいっぱいだったこともあり、
地面に撒かれている
川砂利(石)に目がいきました。
そして思ったのです。
これ、川砂利の中でも
大きなものを使っているけど、
もう少し粒を細かくしたら
駐車場に利用できるんじゃないかと!
川砂利を求めてホームセンターへ
早速川砂利を求めて
ホームセンターを調べていきました。
すると・・・
量が少ないわりに高い!
20kgが500円くらいが相場のようです。
あとカラーストーンのようなものが多いので、
私のような
自然な風合いの庭が好きな人には
厳しいものがあります。
さらに車3台が入る駐車場に
いったいどのくらいの量が
何袋必要でいくらかかるかを計算します。
すると、
5cmの厚みを敷く場合で約150袋です。
ですので
500円×150袋で75,000円!
かかります。
この金額かけられるなら
あと少し金額を追加して
外構屋さんにお願いした方が
絶対に、それはもう絶対に良いです。
あとどうやって持って帰ろうか。
いやこれどうやっても無理…
インターネットでも検討しました
またインターネットサイトで
買おうとすると
問題は送料です。
これだけの量を
遠くから運んでもらう分、
どうしても割高感がいなめませんでした。
しかも丁寧に
個包装してもらっているので、
開封の儀の
回数のエグみが半端ありません。
そうだ!近くの業者に聞いてみよう
そこで駄目もとで、
普段
業者向けに川砂利を販売している会社を
ネットで探して直接電話してみました。
するとありがたいことに、
個人にも販売してくれるとのこと。
「川砂利も大きさで
いくつか分類しているので見に来てください」
とのことでさっそく見に行ってきました。
すると川砂利が
所狭しと転がっているではありませんか!
川砂利祭です。
一旦事務所に入って
駐車場向けに使えるような
川砂利の見本を見せてもらいました。
悩んだ結果、
川砂利らしく丸みを持った写真右下のもので
決定しました。
金額は4トントラック一車分を
家に配送してもらって
一式25,000円で購入できました!
※最近は川砂利を取ることを規制している自治体も多いため、
もう買えなくなっているかもしれません。
当然、個人が川から砂利を勝手に持ち出してはいけません。
川砂利を運んでもらう前にしないといけない作業を頑張る。
川砂利を我が家に運んでもらう前に
仕事をしておかねばなりません。
- 裏庭の雑草を抜く
- 裏庭に雑草が生えてこないよう防草シートを張る
- 駐車場にある砕石をすき取り、裏庭に移す
初めからよく考えて外構計画を
していれば、
必要の無い工事ばかりです・・・
①裏庭の雑草を抜く
「ここでお前たちを
見るのは最後だぞッフフ」と
雑草に囁きながら
淡々と抜いていきました。
②裏庭に防草シートを張る
防草シートは安いものだと
強い雑草に負けてしまったり、
劣化したりするようなので
厚くて強いものを選びました。
また色が緑とか黒だと
少し見えた時に悪目立ちするので、
こげ茶色の感じの良いシートを
探したところ
プランテックス(旧ザバーン)240BB
というものを発見しました。
強いし見た目も良いし
敷きやすいしお勧めです!
③駐車場の砕石をすき取り、裏庭に移す
スコップで地道に削り取って、
それをネコ車に乗せて裏庭へと運ぶ
単調な作業が続きます。
子供も楽しそうに手伝ってくれました。
④川砂利を駐車場に敷く
あとは川砂利を敷くだけです。
トラックで運んでもらって、
それをスコップで均していきました。
ここの手順は非常に簡単で楽でした。
川砂利敷きDIY完成!
完成しました!
写真を撮った時は晴れていて
川砂利が乾いて白っぽいですが、
雨に濡れると石の色が少し濃くなって、
それもまた味わい深いんです。
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