さっそくですが、この展覧会に立ち寄られた方はいますか?
東京南青山のスパイラルで行われた、
空気の器の展覧会です。
私は随分と地方の人間なので
なかなか東京まで行けないのですが、
動画を見て「ほんげー!」となりました。
(CITIZENのイベントの時は
タイミングよく行けたのですが、
あちらも素晴らしかった。)
さながらクラゲのように、
気持ちよくたゆたっています。
クラゲもそうですが、
ゆっくりとふわふわと
動いているものをみると
なんだか心が落ち着いてきますよね。
空気の器をインテリアとして使う方法/手作りモビールの作り方
空気の器とはどんなもの?
空気の器についてご存知の方も多いと思いますが、改めて・・・
空気の器は
株式会社トラフ建築設計事務所が
デザインした紙の器で、
福永紙工株式会社が
製作しています。
会社名から想像できるように
この器は紙でできています。
さらに特殊な加工技術によって、
手で伸ばしたり縮めたりすることで、
紙の器を思い思いの形状に変えられるのが最大の特徴です。
展覧会で浮いている白色のものや
動画で出てきた黄色×青色の他にも、
ミナペルホネンなど様々なデザイナーと
コラボし、様々な色・柄の物があります。
“空気の器展”をおうちで再現したい!
でここからが本題ですが、
動画を見ていて
「家でもこんなことできないかな~」
と考えたわけです。
吊る場所は
以前にもご紹介した天窓のある
3畳ほどの吹き抜けの空間です。
そして最終的にこのようになりました。
我ながらうまくいったと思います。
ここで今回のDIYの内容を
さらっとご説明します。
- 施工時間・・・30分程度
- 施工に必要な物・・・材料の他、脚立が必要
- 施工費用・・・空気の器代5000円から10000円(選ぶものによる)
先人の知恵はどこにありますか?
まずはどのように吊っているのか、
住宅で空気の器を吊って
楽しんでいる先人のお知恵を拝借しようと
色々ネットで調べてみたのですが、
実践している人はなかなか見つかりませんでした。
まあ、どうにかして吊れば良いのだろうということで
さらっと諦めて、次は空気の器の購入です!
空気の器を購入!注意点はこんな感じ
購入するうえでまず大切なのは
なんといっても数量ですね。
記事の冒頭でリンクした展覧会も
無数の数があるからこそ美しいのです。
私の感覚だと
1畳あたり最低3つくらいはないと
集まって漂ってる感じがでないと思います。
ですので、
1セットの中に2~3枚入っているものを
中心に購入して、
合計で10個浮かせること
にしました。
※あと5個くらいあっても良かったかもしれません。
また我が家は壁、
天井とも白色なので
空気の器が白ばかりだと
少し寂しい感じがしたので、
色味が強いものや
濃色も含めて
様々な色を購入しました。
※取り付け終わった後で感じたのは、
表裏で全く別の色の物を選ぶと
空気の器がゆらゆら動く間に
色が刻々と変化していくので
おもしろかったです。
施工は簡単!30分で終わります。
あとは天井に吊るすだけです。
今回は100均で売っていた
釣り糸で吊るすようにしました。
1.5号でも
あまり目立たないかなと思いましたが、
仕上がりを見て
「もっと細い糸にした方がよかったかな?」
と感じたので、
こだわる方はより細い糸を
ネット購入することをおすすめします。
糸を網目に通して、
かた結びで結んでいきます。
(設置しながら配置を考えたい場合は
ほどけるようにしておいたほうが良いです。)
空気の器に
糸を取り付けるうえで
全然大した注意点ではありませんが
2つほど・・・
- 1つの網目に結ぶと紙がちぎれそうなので2つの網目を利用して結ぶこと
- 器のどの場所で糸を結ぶかによって器の向きを変えることができるので、全体のバランスを考えて結ぶこと
次に建物に糸を付ける方法ですが、
これは適宜良い方法を考えないといけません。
個人的には
先に壁に引っ掛け用糸を
取り付けた方が楽だと思います。
次に
糸をどうやって建物に
接着させるかですが、
ビニルクロスのおうちであれば
- セロテープ=一番簡単だけど、普通のセロテープだと目立つので光沢のないテープを選ぶ
- ホッチキスやタッカー=思いのほか傷穴が小さいので壁を傷つけるのが嫌な人でも意外と大丈夫
- なにかに引っ掛けて吊るす
などいろいろと方法が選べます。
我が家は壁、天井とも漆喰で
1,2番が難しいので
3番を選ぶことになります。
幸い天窓があったので、
天窓枠の両端に
つっぱり棒を取付け、
そこに引っ掛け用糸を
渡しかけるようにしました。
とりあえず吊るしてみて、
あとはバランスを見て
修正を加えていきます。
写真で伝わりにくいのが残念ですが、
青い空を背景にふわふわと動いている姿は
ずっと見ていて飽きません。
興味のある方はどうぞお試しください!
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