一級建築士試験

一級建築士試験は独学で合格できるか?実際に独学で学習して分かった限界と学科・製図別攻略方法をご紹介します

一級建築士独学

平成29年の一級建築士試験に合格した

私が実際に行った独学の学習方法と

独学学習で限界を感じたことについて書いています。

一級建築士試験独学合格を目指して分かった結論【学科は独学が可能、製図は独学は難しい】

私が独学での合格を目指した理由はなんといっても”お金”です。

家のローンや子供達への教育費など色々と抱えている私にとっては

資格学校の授業料なんてとてもじゃないですが払えませんでした。

よって資格学校へ行くという選択肢は鼻から無かったのです。

そこからは

『お金を最小限で投資して効率的に合格するか』

を考えて勉強を進めていきました。

独学をするということは、

学校に通う方よりももっと

自分で考え創意工夫して学習をする必要が出てきます。

ここからは工夫した事について具体的に書いていきます。

一級建築士学科独学

年間のスケジュールを抑えて計画的な学習をすることを心掛ける

早い方なら1年前から学習に取り掛かっている方もおられます。

これから1年間どのように学習していったら良いか考え中・・・

さらに忘れてはいけない書類申し込みなどの手続き・・・

これらをわかりやすく表にしてまとめたものを記事にしています。

まずは1年の計を考えましょう。

一級建築士試験スケジュール
【図解でわかりやすい】独学者向け一級建築士試験の学習のスケジュールと受験申し込みや試験の日程をご紹介します。一級建築士試験の独学者向け学習スケジュールと 受験申込等各種日程を表にしてご紹介します。 ※表は令和元年のスケジュールです。...

学科試験対策/テキストを使わず市販の過去問題集学習だけで合格できるか?

結論からいうと、学科試験は独学での突破が可能です。

私自身学科試験は独学で、さらにいうと

特別な教材を一切使わずに過去問題集を中心として

合格できています。

それでも

「本当に過去問題だけで合格できるの?」

という方もおられるかもしれません。

そんな方は是非コチラの記事をご一読下さい。

どこでも販売されている

過去問題7年間がまとめられた問題だけで、

最近の学科試験をどこまで解けるかを試しています。

一級建築士過去問で合格
【平成30年度一級建築士学科試験で実証】学科試験は過去問題集の集中学習で合格できるか?一級建築士学科試験は独学でも十分突破が可能です。 私も独学者の一人です。 まずはこの記事をご覧いただいて、効果的な学習方法を...

過去問学習の有用性が理解出来たら次に知りたいのは

具体的な学習方法ですね。

学科試験対策/学科試験を2万円という低予算で合格した私が実際に利用しておススメしたい厳選書籍をご紹介

私が学科を合格するために使った費用は

模試も含めて2万円程度

かなりリーズナブルな方だと思います。

合格を勝ち取るために必要だった、

厳選した書籍についてはこちらの記事で詳しく書いています。

一級建築士おすすめ参考書
一級建築士学科試験で独学突破者が実際に利用した参考書をご紹介私が一級建築士学科試験を突破するべく購入して、実際に役に立った参考書だけをご紹介します。...

学科試験対策/ブログを利用した学科学習方法

先ほどの参考書と共に学習の参考にしたいのがお役立ちブログでしょう。

私が当時、拝見していたのが石垣島から合格物語さんです。

受験生であるサイト主が各分野の知識に悪戦苦闘しながらも

学習のコツをつかんでいくブログになっており、

その気づきに私も随分と救われました。

今現在は更新されていませんが、

とても役立つサイトです。

また、私のブログでも

計画、環境、施工分野の学習に役立てる記事を多数書いております。

そちらもご利用いただければと思います。

計画

一級建築士学科試験/計画分野/出題範囲の過去問題による枠組みと分類をしました。一級建築士試験の各分野の勉強をするうえで 私が大切だと感じたのが、 その分野の出題範囲のフレーミング(枠決め)をすることです...

環境

一級建築士学科環境分野語句計算まとめ
一級建築士学科試験/環境分野知識まとめ最近は一級建築士製図試験でも周辺環境やパッシブ的な要素が重要視されていることもあり、学科試験における環境分野の役割も高まってきているよう...

施工

一級建築士学科試験施工分野過去問まとめ
一級建築士学科試験の過去問題9年分を網羅!施工分野をおさえる記事まとめ一級建築士学科試験の施工分野を、設問ごと、カテゴリーごとに細かく分類し、過去9年分の類似問題を一気に学習できるまとめ記事です。...
施工分野過去問実力テスト
【9割正解チャレンジ】一級建築士学科試験/施工分野の過去問題9年分のカテゴリー別実力テスト(登録なし+無料)にチャレンジ!【スマホでも操作しやすい】施工分野のカテゴリー別過去問題実力テストを作成しました。理解度チェックや隙間時間の学習にどうぞ! 幅広い範囲...

(構造については構造の計算問題のおススメ書籍をご紹介しています。)

構造力学おすすめ参考書
建築士試験の構造力学が苦手な方必見!私が短期間で点数がとれるようになった参考書をご紹介します。構造力学が本当に苦手な方、独学組で過去問中心の学習している方、構造力学の学習を効率よく終わらせて別の学習時間に充てたい方に特に有効な参考書をご紹介します。...

学科試験対策/学習方法のコツ。人間の頭脳に合った学習法で少しでも効率的な学習をする。

皆さんもそうだと思いますが、

勉強時間ってほとんど取れませんよね。

私の場合も

平日は仕事で、休日は家族や家事の時間に追われて

学習時間はそれほど多くはとれませんでした。

試験勉強は

いつも奥さんと子供達が寝てから始めていました。

睡魔に襲われることもしばしばありました。

だいたい平日・休日問わず2時間とれれば良い方です。

しかし、資格学校に行かないのであれば

自分自身でやる気と勉強時間を捻出するしかありません。

そこで少しでも学習効果を伸ばそうと試した学習法がこちらです。

一級建築士過去問学習
一級建築士の勉強法/過去問学習は”各分野集中学習"と"DWM法+35ミニッツモジュール"が効果的です。学科試験の過去問題集のおすすめの勉強法は"各分野集中学習"と"DWM法+35ミニッツモジュール"です。 ...

どうせやるからには効率的に学習して知識を増やしたいですよね。

学科試験対策/試験に近づいてきたときからが本番!?試験間近の学習法

試験が迫ってきたけど、

過去問題集の理解率が悪く全然点数がとれない!どうしよう・・・

という方でも、

試験の1~2週間の学習方法によってはまだ十分にチャンスがあります。

というのも

試験に近づいた中で学習したことは

長期的に頭にとどめておく必要が無いため、

その分高速で学習することが可能だからです。

私が実践していた一級建築士学科試験直前の勉強をご紹介します。いよいよ試験が近づいてきましたね。 試験間近に私がしていた勉強方法を手短に 書いていきます。 この記事が対象にしている...

一級建築士製図試験の独学合格はかなり難しいと悟った理由とおススメの製図学習法をご紹介!

ここからは製図試験対策に話題を移します。

一級建築士製図独学

製図試験の独学は自分には不可能だと秒で悟った件

これまで書いてきた内容で

独学による学科試験に合格した私は

「製図試験もそのまま独学で行けるかも?」

と少し考えたこともありました。

ただ、根拠がないのに無駄な自信で

時間を浪費させてはいけません。

早速本屋さんに行って当時の製図対策本を見てみたのです。

2級建築士を合格した経験から

ある程度は理解できるかなと考えていたのですが、

甘かったです。

普段は木造住宅設計の仕事をしている私にとっては

建築物の規模も圧倒的に大きく、

また、用途も公共的な建物であるため

まずアプローチなど駐車場のところから

どんな風に設計を進めてよいかが

まったく頭に描けなかったのです。

すぐに手立てを探し始めました。

そして、

無事に試験対策の目途がついて

製図学習を重ねていくことでますます

「私には独学は不可能だったな・・・」

という思いがますます強くなりました。

※普段大きな建物を設計している方であれば、

ひょっとしたら可能かもしれません。それでも

試験独特のルールも多数ありますので、

受講したほうが良いのは間違いないと思います。

製図試験対策はウラ指導さんを利用

資格学校の製図対策講座を

チェックしてみたのですが

やっぱり金額が高いんですね。

しかもわざわざ学校に通って勉強するような時間もありません。

そこで行き着いたのが

製図対策の通信講座である『ウラ指導』さんです。

合格できるプランニングの考え方がシンプルで

理解しやすく納得できる部分が多かったからです。

また金額も資格学校に通うことを思えば、

お手頃な価格だということもありがたかったです。

そんなわけで、

以下私の製図学習方法はウラ指導さんがベースになっています。

製図試験には2つのパートがある

6時間30分の製図試験において

私たちがしなければならない事は、大きく2つに分けられます。

それは

  1. プランを考える”エスキス”パート
  2. プランを形にする”製図”パート

どちらかでも、

一定条件を下回っていると合格は難しいと考えています。

製図対策/エスキスから製図、チェックの仕方など合格に必要な情報を一つにまとめた記事をご紹介します

エスキスや製図の学習は色々とすることがあるため、

各パート毎にに絞りながら情報を整理して学習することが

試験合格までの近道になると考えています。

下の記事では、

製図試験の合否を分けるポイントや

問題文の読み方、

製図の手順や書き方にチェックの仕方まで

幅広い範囲で製図試験の疑問に答えています。

また下の記事は各パート毎に分かれており、

自分の知りたいところだけサクッと

確認できるようにもしていますので、

隙間時間を使った学習法もしやすいと思います。

一級建築士製図ブログ
【エスキス、製図、チェックまで】一級建築士製図の合格に役立つ記事をまとめました。資格学校に通うことなく一級建築士製図試験に合格した製図手法を一挙にまとめました。...

まとめ

私が学習をして得た感想です。

  • 学科は独学・市販教材のみで合格できた。
  • 学習は過去問中心で大丈夫(学習物語などの専用ソフトを購入できるのであればその方が良い)
  • 過去問を学習する時は一つの教科を固めて進めていき、一通りこなしてから次の教科に移る
  • 過去問学習はゆっくり丁寧に、というよりはテンポよくサイクルをとにかく回す方が良い
  • 学習時間は毎日2時間程度で、試験前の一週間はできるだけ会社を休んで固めて学習
  • 製図の独学は無謀(私の能力的問題)
  • 製図を通して練習するのは時間的に難しかったのでエスキスと製図に分けて集中的にこなす
  • 製図設計の優先順位は全体の空間構成→重要な利用者室→普通の利用者室→サービス用室でこの優先順位を変えてはいけない
  • (たいていの場合)綺麗な廊下になっている事が空間構成の良し悪しに大きく関わっている
  • 製図はチェック時間をとれるかどうかやチェックの質で合否が決まる

etc…

色々あってここでは書ききれませんが、

この記事で紹介したリンク先で一つ一つ詳しくご紹介していますので、

是非一度ご覧いただければと思います。

合格を掴みとれるよう、心から応援しています!